勤務していた介護施設の元上司に「京アニの北海道版になる」と脅迫文を送ったとして、道警札幌中央署は２６日までに、脅迫容疑で札幌市白石区の派遣社員、山崎幸夫容疑者（６３）を逮捕した。「冗談のつもりだった」と供述しているという。
逮捕容疑は２５日午前１０時３５分ごろ、知人を通じて同市の介護施設職員の男性（３６）に、「復讐（ふくしゅう）に行ってきます。京アニの北海道版になるかも」などと記したメッセージをＬＩＮＥ（ライン）で送り、脅迫した疑い。
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後半戦は２戦２勝だったヤンキースの田中が、レッドソックス打線に立ち上がりからつかまった。一回に一挙７点を失うなどし、日米通じて自己ワーストとなる１２失点。早々と相手に主導権を渡してしまった。
一回に安打と四球でいきなりピンチを招き、３番ボガーツに先制３ランを浴びた。巨大な左翼フェンス「グリーンモンスター」を越える場外弾の後にも打ち込まれ、打者１１人の猛攻を受けた。「切り替える努力はもちろんしたが、完璧にはそうならなかった」。その後は落ち着いたかに見えたものの、再び四回にソロ本塁打を含む３本の長打を許し、失点を重ねて交代。敵地ファンの大歓声の中、険しい表情でマウンドを降りた。
前回対戦した６月のロンドン・シリーズでは、自身最短の３分の２回を６失点で降板。レッドソックスには２試合連続でＫＯされ、「攻撃の面で対策を練ってきているなと感じる。このままじゃ駄目。進む方向を見つけないといけない」。悔しさをかみしめ、リベンジを期した。
〔写真〕レッドソックス戦に先発し、力投するヤンキースの田中＝２５日、ボストン
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さいたま市見沼区にある青葉真司容疑者（４１）の自宅の家宅捜索は２６日午前９時半ごろから約３時間行われ、段ボールやブルーシートを手にした京都府警の捜査員約１０人が、次々と室内に入った。
青葉容疑者の部屋は１階にあり、ドアの内側に「電気 クーラー 消す」と手書きされた紙が張られているのが見えた。約１時間後には捜査員が段ボール箱や大きく破損した筒状の音響機器のような物を運び出し、捜査車両に積み込んだ。
〔写真〕青葉真司容疑者宅から押収物を運び出す京都府警の捜査員＝２６日午前、さいたま市見沼区
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◇対策練ってきた
ヤンキース・田中 出来自体はそこまで悪くない。（相手が）攻撃の面で対策を練ってきていると感じる。整理して、何が原因かを求めなければいけない。（時事）
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２０２０年東京五輪・パラリンピックの大会本番を想定し、都心の高速道路や一般道の交通量を抑制する２日目の大規模実験が２６日、行われた。初日の２４日に続き、首都高の入り口を閉鎖するなどの規制を実施。交通量が多い金曜日でも渋滞を緩和できるか効果を検証する。
２４日と同様、首都高は選手村予定地や競技会場に近い「晴海」など四つの入り口を終日閉鎖。一般道も、環状７号線で午前中は都心へ向かう青信号の時間を短くし、車の流入を抑えた。
午前１１時１５分時点で、高速道路入り口は終日閉鎖している４カ所を含め、３７カ所を閉鎖。午前１１時半時点で、常磐自動車道上りの三郷本線料金所を先頭に７キロの渋滞が発生している。都内で取材に応じた大会組織委員会の担当者は「（交通機能に）重大な障害はないが、２４日と比べて全体的に混雑している印象」と述べた。
２４日の実験では、首都高で１日当たりの通行台数が１０１．４万台となり、１８年７月第４週水曜日の１０９．４万台から８万台減少した。
組織委や都、国土交通省は、２日間の実験結果を分析し、高速道路の通行料金を上乗せする「ロードプライシング」導入の是非を含め、大会本番へ向けた渋滞対策を検討する。
〔写真〕２０２０年東京五輪・パラリンピックに向けた２日目の交通規制実験で、首都高速道路や一般道の交通量を監視する警視庁交通管制センターの職員＝２６日午前、東京都港区
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河野太郎外相は２６日、米国のポンペオ国務長官、韓国の康京和外相と相次いで電話会談を行った。北朝鮮による飛翔（ひしょう）体発射についてそれぞれが持つ情報を擦り合わせ、引き続き日米韓３カ国で緊密に連携して対処していくことを確認した。
北朝鮮は２５日、東部・元山から飛翔体２発を発射。韓国政府は新型短距離弾道ミサイルと分析している。岩屋毅防衛相は防衛省で記者団に「われわれはまだ分析中だ。ミサイル防衛体制をしっかり整え、抑止を効かせることが大事だ」と強調した。
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【光州（韓国）時事】水泳の世界選手権第１５日は２６日、韓国・光州で競泳の予選が行われ、男子８００メートルリレーで日本（高橋、松元、吉田、瀬戸）が７分９秒２３の全体９位で決勝進出を逃した。上位１２チームに与えられる来年の東京五輪出場枠は確保した。
男子５０メートル自由形では塩浦慎理（イトマン東進）が２１秒７８の全体５位で予選を通過し、中村克（同）は準決勝に進めなかった。１００メートルバタフライの水沼尚輝（新潟医療福祉大職）は全体１２位で準決勝進出。
女子２００メートル背泳ぎでは酒井夏海（スウィン美園）が全体１２位で予選を通過し、白井璃緒（東洋大）は敗退した。
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京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第１スタジオで３４人が死亡した放火殺人事件で、青葉真司容疑者（４１）＝殺人容疑などで逮捕状＝が事件の３日前に、さいたま市見沼区の自宅から京都に入ったことが２６日、捜査関係者への取材で分かった。新幹線などを使ったとみられる。
京都府警は同日、死因不明の１人を除いた３３人に対する殺人容疑などで、青葉容疑者の自宅アパートを家宅捜索した。今後押収した資料を分析し、詳しい経緯や動機などを解明する。
青葉容疑者宅の隣に住む男性によると、同容疑者は１４日深夜、男性とトラブルになった。同容疑者が壁をドンドンとたたくなどし、部屋から出た男性の胸ぐらをつかむと、「殺すぞ。こっちはもう失うものがないんだよ」などと怒鳴り声を上げたという。
捜査関係者によると、京都府内の防犯カメラを確認したところ、青葉容疑者が１５日に京都に来ていたことが判明。新幹線を利用したとみられ、京都入りしてからは徒歩や電車で移動していた。１６日午前には約２時間、ＪＲ京都駅前のインターネットカフェを利用していた。
その後、１７日午前には京都府宇治市内のホームセンターで、台車やガソリンを入れる携行缶などを購入。台車を押しながら１日で１０キロ近く歩き、同市の京アニ本社や別のスタジオなどにも立ち寄っていた。事件は１８日午前に発生。同容疑者は事前に入念に準備をし、同社の関連施設の下見を繰り返したとみられる。
〔写真〕青葉真司容疑者宅から押収した音響装置のような物を車両に積み込む京都府警の捜査員＝２６日午前、さいたま市見沼区
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山口県は２６日、中国電力が申請していた上関原発建設予定地（上関町）の海面埋め立て工事期間の延長を許可したと発表した。延長許可は２回目で、期間は２０２３年１月まで。県は原発本体工事の着工時期の見通しが立つまでは埋め立てに着手しないよう求め、中国電も受け入れる意向を示した。
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経団連は２６日、病気療養中の中西宏明会長が、９月９日の会長・副会長会議から復帰する見通しだと発表した。同会議の終了後に記者会見を予定している。復帰後も通院治療は続ける方向。
経団連は中西氏について、９月上旬に予定されている日中経済協会による訪中など、国内外の出張は３カ月間程度控えると説明。政府の経済財政諮問会議など重要会議には出席する予定とした。