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水力発電量の減少で、6月も同様なら1Qだけで30億円の減益要因との投稿があ
ったが、どんな計算をしたのだろうか? 本当に渇水状態にあったのだろうか?
水力発電量の減少は、新設のLNG火力や石炭火力の大型設備でカバーしている筈だ。

減少分を卸電力から購入していれば大きな損失だろうが、エネルギー・ミックスの
最適化を考え、収益にプラスに働くと判断したのではなかろうか?

いまや水力発電に発電コストの優位性はない、古い設備で償却負担が少ないから
表面上は発電コストが低い様に見えるが、北陸電の場合は殆どが出力8万KW以下
の寄せ集めだろう。発電効率は悪いし、修繕費は嵩むしで強みとは言えなくなって
きていると思う(温暖化対策としては強み)

添付図は関西電力が作成した資料です。対象年度がちょっと古いですが、関心の
ある方は石炭価格を時価に置き換えてみてください。

9505 - 北陸電力(株) 水力発電量の減少で、6月も同様なら1Qだけで30億円の減益要因との投稿があ ったが、どんな計算をした