Jリーグの村井満チェアマン(59)は30日、J1に限り、2020年シーズンからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を目指していることを明らかにした。東京都内で開かれた理事会後の記者会見で「J1において、20年からの(VAR)導入を視野に議論している」と説明した。
当初は21年からの導入を目指し、審判員の養成や設備面の準備を進めていた。だが、5月の浦和-湘南戦(埼スタ)、7月の横浜M-浦和戦(日産ス)で誤審や判定を巡るトラブルが続いたため、日本サッカー協会審判部などとVARの前倒し導入を検討していた。また、同チェアマンはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のJリーグの本戦出場枠に関して、21年から現行の2から3(+プレーオフ出場枠1)に増える見通しを示した。