釈由美子の事務所が給与満額未払い認める　「金額過少に見積もったのは事実」

　女優釈由美子（４１）らが所属する芸能事務所「トミーズアーティストカンパニー」が３０日、公式サイトで、この日発売の週刊誌「ＦＬＡＳＨ」で釈に給料の未払いがあると報じられた件で声明を出し、給与の満額を支払っていなかったことを認めた。

　ＦＬＡＳＨでは、釈の給料１０００万円が未払いで、釈は「タダ働き１年半」だったと報じられた。トミーズは１年半にわたり給与を払っていなかったとする記事を否定したが「数年にわたり本来支払うべき金額を過少に見積もった金額をお支払いしていたことは事実であり、積算された本来受け取る金額との差額について、釈氏と協議の上、支払い計画を講じて支払いをしております」と説明し、給与の満額を支払っていなかったことは認めた。

　釈は今年４月に個人事務所を設立し、現在はトミーズと業務委託契約を結んでいるという。このような経緯からトミーズは「記事にあるような『ブチ切れ独立』ということでは全くございません」と記した。

　これに対し釈はブログで「本来ならタレントの情報について、注意深く管理しなければならないはずの事務所から、不用意にこのような情報が出されたことに正直困惑しています」と記事の掲載で事務所に不信感を募らせた。その一方「今後につきましては、トミーズアーティストカンパニーと協議のうえ進んでまいります」と説明している。