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絶滅危惧の植物3種 南アルプスで初確認

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事を巡り、静岡市は南アルプスユネスコエコパーク区域の二〇一八年度動植物環境調査結果を公表した。絶滅危惧種などの重要種は四十三種見つかり、そのうちの植物三種は初めて確認された。

 三種はヒメハナワラビ、アオホオズキ、ホソバムカシヨモギ。いずれも環境省レッドリストの絶滅危惧2(ローマ数字の2)類に指定されている。市は「調査を五年間継続しているが、調査地域には未確認の重要な動植物が生息・生育している可能性がある」としている。調査は一四年度から継続し、今回は昨年五~十一月に実施した。結果は市のホームページで公開している。

(広田和也)

 

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