近年、お米を主原料とした清涼飲料が続々と誕生している。
一般的にはお米を主原料とした飲料といえば日本酒が有名であるが清涼飲料はアルコールが一切入っていないお米ジュースである。
この新分野の誕生によって米消費の拡大策の一つとして脚光を浴びている。
石川県金沢市の老舗の酒造会社である福光屋が兵庫県のJAたじまと連携した農商工連携事業である「おこめみるく」を2009年9月17日に発売した。
これは有機質肥料を使った国産の特別栽培米100%を原料にして必須アミノ酸9種類をはじめとしたブドウ糖などの栄養成分を含み保存料や着色料、香料などは一切不使用で飲みやすさを重視した製品となっている。
プレーンタイプのほかにもバナナ味、ストロベリー味、マンゴー味の4種類で展開している。
また国内最大級の飲料メーカーとしても有名である日本たばこ産業(JT)が2009年28日に炭酸飲料となる和素材工房米づくりを全国で発売する。
兵庫県に本社及び工場を置く日本の清酒メーカーで1合カップ容器入り清酒の先駆けとしても有名な大関株式会社との共同開発であり国産米のでんぷんを糖化した米粉糖化液と天然水と炭酸をミックスした飲料となっている。
また2008年11月からピロリ菌を減少させる効果がマウスでのテストで確認された長野県産米を使った「お米のみるく」がJA全農長野の関連会社である長野興農から販売されている。
これは全農長野を中心として設置された新商材開発プロジェクトから誕生した商品でありお米を液体化させ特殊技術を使って飲みやすさを追求している。
お米の清涼飲料はまだ飲んだことはありませんが興味ありますね