Windowsからlocalhostを使ってLinuxアプリに接続、グローバル構成など:Windows 10の最新プレビュービルドで「WSL 2」の新機能が利用可能に

Microsoftは、「Windows 10 Insider Preview Build 18945(20H1)」で追加された「WSL 2」の新機能を紹介した。

» 2019年07月31日 08時00分 公開
[@IT]

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 Microsoftは2019年7月26日(米国時間)、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 18945(20H1)」で追加された「WSL 2」の新機能を紹介した。

 WSL(Windows Subsystem for Linux)は、Windows 10がインストールされているマシンから同一マシン内のLinux環境を利用するための仕組み。WSL 2ではLinuxディストリビューションをほぼそのまま利用でき、パッケージシステムも使用できる。

 Insider Preview Build 18945で追加されたWSL 2の主な新機能は以下の通り。

Windowsからlocalhostを使ってLinuxアプリに接続

 WSL 2の最初にリリースされたビルドでは、WSL 2が仮想マシン(VM)で動作する。このためWindowsからは、そのVMのIPアドレスを使ってLinuxネットワークのアプリにアクセスする必要があった。また逆にLinuxからは、WindowsホストのIPアドレスでWindowsネットワークのアプリにアクセスする必要があった。

 Microsoftは、高い優先順位でこの状態の修正に取り組み、WSL 2の最新ビルドでは、Windowsからlocalhostを使ってLinuxネットワークのアプリに接続できるようになった。

localhostを使ってWSL 2のNode.js製サイトに接続

 Microsoftは今後、Linuxからもlocalhostを使ってWindowsネットワークのアプリにアクセスできるようにする計画だ。

WSLのグローバル構成

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