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父の言うことを聞かない娘たちに起きたこと

翻訳
07 /23 2018
父の言うことを聞かない娘たちに起きたこと
What Happens To Girls Who Don't Listen
投稿者:匿名

 あるとき父は私達娘に与える躾を厳しくしようと考えたようで、ヘアブラシがお仕置きに導入されました。ヘアブラシは堅い木でできていて、長辺が8インチ[約20cm]、短辺が5インチ[約13cm]、厚みは2インチ[5cm]ほどありました。大変古びていたためブラシの毛先はだいぶくたびれていましたが、この道具が私の髪を梳かすのに使われたことは一度もなかったので特に問題はありませんでした。このヘアブラシは、私のベッド脇のサイドテーブルにいまも置いてあります。夜、ランプを消すときに私はヘアブラシを見つめ、朝起きて目ざまし時計のアラームを消すときにもまたそれを見つめます。ヘアブラシは私の記憶を保つ役割をそこで果たしているのです。

 私の躾が始まって少なくとも最初の数年間は、お尻を叩くのに父が使うのは自分の手だけでした。それから父は、私が許しがたいいたずらをした場合に限ってヘアブラシを使うようになりました。しかし時が経つにつれて、ヘアブラシはそれとは違う一定の目的を果たすために使われるようになりました。その目的とは、私が言いつけに真正面から反抗したときに、その振る舞いを反省させることでした。

 家の中で起こるいたって普通の状況が、ヘアブラシの出番を準備しました。たとえば日課のお手伝いをサボりたくてのろのろしているときには、平手でお尻を叩かれます。その後私は速やかにお手伝いを済ませます。もしそのお手伝いを雑に終えたのが見つかってしまったら、ヘアブラシの出番です。そういうわけで、ヘアブラシでお仕置きされるときは、たいてい私のお尻はすでに痛みに敏感な状態になっていました。そして父は、ヘアブラシが持つ効果を最大限に高める方法を良く知っていましたから、たまったものではありませんでした。

 ヘアブラシを握った父は、平手を使う時とは異なる形でお仕置きの最終目的地を設定していました。お尻を温める程度では済みません。ヘアブラシで父が狙うのは私の「座面(sit spots」で、お尻の肉とふとももの肉がであう場所でした。その部位が痛々しくみみずばれの状態になると、シンプルに椅子に座るだけで耐えがたい苦痛が生まれるのです。追い打ちをかけるかのように、パンツの穴のうち足を入れる二つの穴のふちのラインはたいてい「座面」にぴったり沿う位置にあったので、ゴムがお仕置きの痕に食い込むことになり、拷問のような痛みが一日中続く耐え難い状態になりました。

 ほとんどの場合、お仕置きは膝の上で執行されましたが、状況が状況の場合、おむつ替えの姿勢でお仕置きされることもありました。屈辱的な格好を強いられている上に、お尻とふとももの皮膚がぴんと張った状態がつくりだされてそこをヘアブラシで叩かれるわけで、この姿勢は私にとってそれ自体が拷問のようなものでした。父にその姿勢でお仕置きされると、ふともものお尻に近いところは腫れて盛り上がったラインが幾重にも浮かび、痣もたくさんできました。私は毎回我を忘れて泣きじゃくりました。

 最初のヘアブラシのお仕置きがいつだったか、私にはどうしても思い出せません。その代わりに私は、数十は言わずもがな、もしかしたら数百を超える思い出を、ベッド脇でいつも夜を過ごしてくれる友達と一緒につくってきたのです。その思い出のおかげで、私は親の言いつけに従順であれ、という原則をいつも忘れないでいられるのでした。だから、私はパソコンの電源を落としベッド脇のランプを消すときに、ヘアブラシにおやすみなさいと声をかけるのを忘れることはないのです。
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