従姉妹のダイアナと私は毎日のように泳ぎに行ったりそこら中を探検して回ったりして、一日のほとんどを家の外で過ごしていました。

　帰宅予定日の前日、大人たちは晩に外出する予定を立てました。ダイアナは最年長の女子でしたから、子供たちの面倒を見るようにと言いつけられました。ダイアナが午後4時までに小屋に戻ってくる手はずに合わせて、大人たちの外出予定が組まれたのでした。何が起きたかもう皆さんお分かりでしょう。私たちは時を忘れ午後6時になっても戻らなかったので、大人たちの予定は台無しになってしまったのです。

　不公平このうえないことに、ダイアナはその責めを負うべき唯一の人間とみなされ、罰を受けるためにリビングルームに行くよう促されました。ダイアナ、そして罰を見届けるために後をついていく私。二人が突如気づいたのは、彼女がいま着ているのはワンピースタイプの水着であるということでした。ダイアナはすぐに叔父さんに、部屋でパジャマに着替えさせてほしいと懇願をはじめました。しかし叔父さんはダイアナの言葉を一切受け付けず、水着を下げるように言いつけました。

　嗚咽まじりにお願いを続けながらも、ダイアナは肩ひもを外し水着をさっと膝まで下ろしてしまいました。首元から下、水着に覆われていた恥ずかしい場所がすべて丸出しになりました。私はぽかんと口を開けていたと思います。

　それからダイアナはソファの腕に腹ばいにさせられて、ベルトで15発の罰を受けました。罰が終わるころには、彼女はありったけの声で泣き叫んでいました。

　すべてが終わり、ベルトで打たれている間に水着を蹴り飛ばしたダイアナは、丸裸の状態で「お仕置き後のダンス」を踊る羽目になりました。私はそれまでここまでそそられる「ダンス」を見たことがありませんでした。

　それからダイアナは泣きながら、ほかの女の子たちと一緒に寝泊まりしていた部屋に駆け込みました。私は慰めたいと思って部屋まで行きましたが、ノックすると「ひとりにして」という声が返ってきました。

　従姉妹の受難は気の毒でしたが、それに見合うだけの強烈な印象はこの旅一番のものでした。長い月日が流れましたが、この出来事をネタに今でもダイアナをからかうことがあります。