こんにちは。
預かりコウノです。
お騒がせしており申し訳ございません。
何かを告発したいとか、誰かを責めたいとか、そういった意図はないことはどうぞご理解ください。
ただ、ありのままに起こっていることをお伝えするのが、ご支援をくださっておられる皆様への義務だと思っております。
なので今日も書きます。
これまでのいきさつ
1 代表が悲しんでるhttps://ameblo.jp/team-rose-cats/entry-12499125717.html
2 続報 https://ameblo.jp/team-rose-cats/entry-12499185625.html
代表の記事 もう辞めたい https://ameblo.jp/team-rose-cats/entry-12499180147.html
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まずこれははっきりさせておきたいのですが、「チラシを貼った」という事実。
これは当会が悪いです。条例違反です。
お叱りは受けるつもりで昨日の記事を書きました。
住民の方から「そうだ、迷惑だ!」というお声を頂くとばかり思っておりました。
代表イシハマの電話番号はチラシに書いてありますので、夜中にでもお電話が鳴るのではないかと覚悟をしておりましたが、住民の方からチラシへの直接の苦情はこちらには届いておりません。
一件のみ、過去に今回の現場をTNRしたという元ボランティアの方から、代表ではなくIWAさんへ電話がありました。「私が昔TNRしたんだから、その現場からは子猫が出るはずがない」と言われたそうです。
IWAさんは包み隠さず、子猫が出ている所在地を伝えると「そこは盲点だった」とお話になったとか。
当会に現在届いているクレームらしきものは、この一件です。
過去にあったクレームについては、ブログでその都度書いて参りました。
自分たちに都合の悪いことを隠す気はありません。
正々堂々、公明正大でありたいのです。
なぜチラシを貼るのか。
当会へ来たメッセージ、メールに、質問やご意見として「聞き込みに歩くのはダメなのか」「店頭に貼らせてもらうのはどうか」というものがございました。ご意見ありがとございます。
チラシを貼るだけではなく、聞き込みももちろん行っております。
ただ、府中猫の会のスタッフはみんな、他に仕事をしております。会からお給料をもらって活動している者はひとりもおりません。ですので、活動できる時間には限りがあり、仕事が終わって夜や休日に動くことが多くなります。
チラシを貼らせてくれるお店があったとして、閉店なさっている時間に「お願いします」とドアをどんどん叩くわけにもいきません。夜は道行く人も多くはありません。
こういった限られた状況の中で、チラシは最大限の効果を発揮してくれるのです。ただ、条例違反なのは間違いないので、猫を発見したら、また剥がしに行っております。近隣の方にはご迷惑をおかけしており、本当に申し訳ございません。
●時間との闘い
皆さまご存知のとおり、猫はあっという間に大きくなります。そして、すごい勢いで増えます。
捕獲は時間との闘いなのです。実際、今捕獲チームが必死になっているまるまるもりもりの兄弟は、もうすぐ4か月になろうとしています。もうすぐ発情期が来てしまいます。
また、今日1日という時間の中ででも、炎天下の中ご飯を求めて歩き、涼しい場所を探して、他の猫と縄張り争いで流血するようなケンカになっているかもしれません。そこで負った傷が原因で死に至るかもしれない。交通事故にあうかもしれない。とにかく一刻を争うのが捕獲なのです。
ご質問にございました、「歩き回って聞き込みで情報収集したらいい」と言うご意見は、1匹、2匹を捕獲するのには有効かもしれません。ですが、当会が取り組む現場は基本的に猫の数が多い。
万が一、そこで1匹でも取り逃したら、翌年、1匹のメス猫が少なくとも10匹になっていると言われています。一般的に猫は年に3回子猫を生むと言われています。1回で4匹生んだとして、一年後には12匹。
何としても、1匹も取りこぼすわけにはいかないのです。
来年に恐ろしい数になっている。
この現実があるからこそ、府中猫の会は連日の徹夜覚悟で、チラシも含め、近隣の方と連携を取りながら情報収集をし、住民の方のご協力を得て監視カメラを設置したり、捕獲器を置かせてもらい、文字通り身を削って大量捕獲に臨みます。
皆様のご支援のおかげで、捕獲チームは1現場、10匹、20匹という大量捕獲に専念できています。
この10匹分の情報を、仕事がない限られた時間に歩いて集めていたら、子猫はあっという間に大人になって、次の子猫を身ごもります。
なので、当会はチラシにこだわっています。
すべては言い訳なのは分かっております。でも、私たちにはこれしか方法がないのです。
歩いて情報収集するにも、当会の捕獲チームは人数が少ないのです。同時に複数の現場を持ちます。猫は成長や事故死を待っていてくれません。1現場は2名くらいで当たっております。こんな少人数で、他に猫が大きくなる前に発見できる情報収集の方法が、今の私たちにはありません。力不足がとても申し訳ないです。
私たちの考えや、何をしているのかは、ちゃんとご説明する義務があると思いました。
個々のご質問を個別でお返事すると、丸め込むような形になるのがイヤでした。
なので、ブログで公開する形でお答えするべきだと考えました。
個別にも返信は差し上げておりますが、よろしくお願いいたします。