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映画ドラえもん「夢幻三剣士」に詳しい方、トリホーについて教えてください。

gun********さん

2011/7/2915:08:34

映画ドラえもん夢幻三剣士」に詳しい方、トリホーについて教えてください。

最近また見たのですが、どうにも腑に落ちないのがありまして。
トリホーっていますよね?
のび太に知恵の木の実をあげたりしたキャラです。

オドロームの電撃を浴びても溶けて死なないし。
のび太に知恵の木の実をあげて助けたり。
また、オドロームの死後はまたロボットみたいなのに変身して去り際も早い。
トリホーはいったい何がしたかったのでしょうか?

どうにも気になってまして。あの後トリホーはどうなったのか・・・。
詳しい方、教えてください。

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kak********さん

2011/7/2917:58:34

そもそも『夢幻三剣士』自体が謎の多い作品です。

「この夢は強いパワーを持っているので現実に影響を与える」とのことですが、トリホーがのび太を『夢幻三剣士』の世界に引き込んだのは、彼が竜を殺せないヘタレ少年だからです(言い方を変えれば「心優しい少年」ですが)。どのみち誰かがソフトを買って『夢幻三剣士』をプレイするのだから、せめて弱っちいのを……と求めて白羽の矢が立ったのが、のび太くんだったんでしょう。不名誉にも彼はダメ少年の代表として選ばれてしまった訳です(ま、結果的にオドロームを斃すんですからトリホーの見込み違いだったとも言えますけどねw)。
……とゆーか、時間すら超越して現実世界に干渉してくるんだから、一体未来人は何を創ったんだと真剣に問い詰めたくなりますよ。もはや「夢カセット」という範疇を超えてますよ、アレ。

トリホー自体は、よくある腰巾着のようなキャラクターの典型だと思います。とりあえずオドロームに可愛がられてた存在って感じじゃないですかねw どんだけ虐めてもめげないギャグ的存在としてw 彼に対して深い意味を見出そうとしても、たぶん意味が無いんじゃないかなー^^;

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ID非公開さん

編集あり2011/7/2923:10:48

原作と対比して考えれば少しは納得できるかもしれません。映画を見て疑問が残ったという方はいても、原作を読んで意味不明だったという方は(知る限り)いないので。

まずトリホーがのび太に知恵の木の実を授けたのは、のび太を夢宇宙(※現世は「目覚めの世界」)の預言書に書かれた『目覚めの世界からやってきて妖霊世界を滅ぼす戦士』に仕立て上げるためです。ここは映画も原作も変わらないと思います。そもそもトリホーが妖霊大帝から授かった任務は「夢宇宙にいずれやってくる勇者を、まだ目覚めの世界にいる内に事前に始末してしまうこと」だったのですが、トリホーは『目覚めの国の勇者が夢宇宙にやってくる』という予言は絶対に揺るがすことのできない定めだと考え、それならやってくる勇者を“絶対に不死身にはなれない人物”(実際のび太は気が優しいので竜の血を奪って不死身になることはできませんでしたよね。ただし汗を貰って一回生き返るようにはなれましたが。)にしてしまえば、少しでも勝機が上がるかもしれないと考えたわけです。
現実にはのび太が予言通り妖霊大帝をやっつけたのはご承知の通りですし、またトリホーがのび太を勇者に仕立て上げることも、実は折込済みの未来だったという考え方もありますが…。(ドラえもん世界では「未来は変えることができる」といいながら、同時にどのような経路を辿っても変えられない一種の「運命」も存在するようです。のび太がジャイ子と結婚する未来を避けることはできても、セワシは必ず生まれてくるように。この辺は多くの作品で指摘されている矛盾ですが、今回はあまり関係ない議論になるので省きます。)

次にオドロームの電撃にトリホーが平気だったという件ですが、原作では鳥ならではのすばしっこい動きで何とかかわしています。それも文字通り命からがらという様子だった(漫画記号としての汗も書かれていたり)ので、当たれば酷い目を免れなかったのでしょう。映画では電撃が当たっても平気な顔をしていたのなら(よく覚えていませんが)、映画のトリホーは原作より“得体のしれないキャラ”として位置づけられていた、ということでしょう。(それともただ電撃が弱かったとか?)

というのも「トリホーそっくりの配達員がユメ見る機を回収に来る」展開ですが、原作では普通のロボットが配達員として登場します。映画の配達員がトリホーそっくりなのは全くの謎で、正直なところ答えもないと思います(「偶然の一致」とか「カセット製作時にモデルにされた」とか「配達員もユメ見る機を使ってトリホー役を演じていた」とか、色々考え方はあるようですが)。この件についていつか監督の言明を読んだ覚えがあるのですが、それによれば単にF先生の意思を汲み取れていなかったと……。映画ではなぜか先生が国王つまりシズカールの父を演じている(ジャイアン・スネ夫・静香と違って、先生は送信機を付けられていないのに)のと同じで、監督の芝山さんは本作を「ドラえもんキャラが異世界に迷い込むファンタジー作品」という風にでも捉えていたのかもしれません。そう思えば「大長編の中で起きた出来事は、 現実世界には何ら影響を及ぼさない」という大長編の不文律を壊しかねない映画版ラストシーン(学校が夢世界の城のような場所にあった点。一応「ユメカセットの使いすぎは現実世界に影響を及ぼす恐れがあります」というカセットの注意書きが伏線だったのでしょうが、原作に学校と城が入れ替わるシーンはありません) も、今回はファンタジー作品だからOKというような監督の意志のあらわれだったのかもしれません。

映画版トリホーがその後どうなったかは分かりません。配達員=夢世界のトリホー説を取れば、もしかするとまた別のユーザーを夢世界の勇者に選んでいたりするのでしょうか。

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