2005年のクラシック三冠などGI7勝をマークしたディープインパクトが30日、けい養先の北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んだことが分かった。社台スタリオンステーションのホームページで発表された。17歳だった。
同馬は28日に治療していた頸部(けいぶ)の手術を受けたが、29日の午前中に突然起立不能となった。30日早朝に検査で頸部に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られた。
ホームページによると「弊社にて、けい養しておりましたディープインパクト号ですが、かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎(けいつい)に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします」とコメントした。