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2019年7月30日 紙面から
阪神戦に向け、ブルペンで投球フォームを確認する山本=中日ドラゴンズ屋内練習場で(今泉慶太撮影)
31日の阪神戦(甲子園)でプロ2度目の先発が予想される中日・山本拓実投手(19)が29日、阪神・藤川球児投手(39)の出番をつくらない展開を誓った。クローザーに返り咲いた憧れの存在に仕事をさせず、プロ初勝利を目指す。30日のカード初戦に先発する大野雄大投手(30)はメジャー通算75本塁打の新外国人、ソラーテ内野手(32)を警戒した。
甲子園に近い市西宮高出身の右腕の頭には凱旋(がいせん)試合の展開がはっきりとイメージできていた。灼熱(しゃくねつ)のナゴヤ球場で調整し、汗びっしょりになった山本。プロ2度目の先発が濃厚な31日に向け、決意を口にした。
「先制点を与えないというのは一つある。まずは初回を抑えること。冷静に入っていければと思います。初勝利は先発の役割をこなした上でついてくる。自分が勝つというより、チームが負けないようにしっかり投げたい」
プロ初先発となった24日の広島戦(マツダ)は5イニングを5安打2失点でプロ初黒星。1回に先頭打者弾を含む3連打で失った2点が重くのしかかった。「球が浮いていて、いつもの自分じゃなかった」。緊張でばたついたのが原因だった。
一方で2回以降は無失点。「ファームでやってきたことが出せた」と手応えをつかんだ。「落ち着いていければ、制球ミスも減らせると思う」。この日も阿波野投手コーチとシャドーピッチングに取り組み、修正にも自信を見せる。
舞台は昨季プロ初登板で2イニングを無失点に抑えた甲子園。阪神のファンクラブ会員だった小学校時代には月2回のペースで足を運んだ。「藤川さんが出てきたときは登場曲も含めてかっこいいなと思っていた。それを見て投手をやりたいと思った」と振り返る。
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