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【グラニュース】

相馬、川崎破り成長示す ルヴァン杯準々決勝でJ1王者と激突

2019年7月29日 紙面から

ステージで抽選くじを引く相馬=東京都江東区のフジテレビで(牧原広幸撮影)

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 ルヴァン杯プライムステージの組み合わせ抽選が28日、東京都江東区のフジテレビで行われ、名古屋グランパスは準々決勝で川崎との対戦が決定した。FW相馬勇紀(22)は、DFからFWまでこなすチーム随一の器用さを武器に、直近の公式戦対戦で7戦未勝利中のJ1王者撃破を誓った。28日、チームは愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開の練習試合をした。

 変幻自在のルーキーが、王者・川崎の前に立ちはだかる。相馬にとって、今季はユーティリティー元年。直接対決で公式戦7戦勝ち無し(1分け6敗)が続くJ1覇者は、成長を証明する申し分ない相手だ。

 「複数ポジションをやらせてもらったおかげで、経験や力になった。チームのために出たポジションで一番必要なことをしたい」。

 ポジション不問の風間サッカーに出会い、プレーの幅が広がった。今季は4バックではサイドハーフとサイドバック、3バックならウイングとウイングバック。これらを左右問わずこなし、MF和泉と並ぶ貴重なユーティリティーとなった。

 異なるメンバーで戦うリーグとルヴァン杯の両方に出場してきた経験も魅力。中3日の連戦となる準々決勝では、途中出場を含めた柔軟な起用に応えられる相馬の力が必要になるはずだ。

 

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