27日
23時14分
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放火殺人事件 死者35人に、家宅捜索で京アニ制作DVDを押収
京都のアニメ制作会社で起きた放火殺人事件で、入院していた男性が新たに死亡し、この事件による死者は35人になりました。
京都アニメーションの放火殺人事件をめぐっては、警察は入院中の青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取っています。警察は事件のあと、全身やけどで入院していた男性1人が新たに死亡したと発表しました。警察によりますと、亡くなった男性は20代の社員とみられ、建物の1階にいたということです。これで、この事件による死者は35人となりました。また、重軽傷者の数は33人で、そのうち10人が現在も入院しているということです。
また、警察が青葉容疑者の自宅の家宅捜索を行った結果、京都アニメーションが制作したアニメ作品のDVDなどを押収していたことがわかりました。警察は、動機につながる証拠として調べを進める方針です。一方、青葉容疑者は現在も入院中で、全身火傷により重篤な状態が続いていて、警察は容体が回復次第、逮捕する方針です。