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 男女の候補者を「均等」にするよう政党に求める候補者男女均等法が施行されて初の国政選挙となった参院選。過去最多タイの28人の女性が当選し、当選者に占める女性の割合は23%に達したものの、「均等」にはなお遠い状況だ。

 政党別に候補者や当選者に占める女性の割合を比較すると、現職議員を多く抱える自民、公明の与党で女性候補の割合が低めで、女性の当選者数の伸び悩みにつながったようだ。

 それでも、女性候補の割合が過去最高になったこともあり、有権者の投票行動に変化もみえる。朝日新聞社の出口調査では、改選数2以上の複数区でも、同じ政党が男女ペアで候補者を擁立すると、無党派層の女性票が女性候補に向かう傾向が見られた。

 大阪選挙区(改選数4)では日…

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