フィギュアスケートの国内外のトップ選手が出演したアイスショー「ザ・アイス」大阪公演が27日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われ、男子の宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=や女子のアリーナ・ザギトワ(17)=ロシア、紀平梨花(17)=関大KFSC=ら豪華メンバーが競演して華麗な演技を見せた。
今季はメインコーチを付けない異例の体制で臨む予定の宇野は、エキシビションナンバーで切れのある4回転トーループを決めて喝采を浴びた。ほかの男子トップ選手が4回転を演目に入れたことに刺激を受け「本当は4回転が入っていないプログラムだが、ちゃんと入れなきゃなという思いで入れた」と語った。
ザギトワは新ショートプログラム(SP)を初披露。女性ボーカル入りで実らなかった愛を表現する「メ・ボイ」を妖艶に演じ「私に合っていると思って、楽しく滑った」と話した。
紀平、坂本花織(19)=シスメックス=も新SPで軽快な動きを見せ、ネーサン・チェン(20)=米国=は今季のSP「ラ・ボエーム」を初お披露目した。