第101回全国高校野球選手権(8月6日開幕・甲子園)の三重大会決勝が28日、松阪市の県営松阪球場であり、津田学園が海星を6-4で振り切り、今春のセンバツ大会に続いて、2年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。
今大会無失点で決勝まで勝ち上がった津田学園は、先発のプロ注目右腕、前佑囲斗投手(3年)が1回に2点を先制されたが、打線が3回に4安打で3点を奪って逆転。一度は追いつかれたものの、7回に勝ち越し、8回にも追加点を挙げて、粘る海星を突き放した。
11奪三振で完投した前は「打線の援護を待って、しっかり投げられた。甲子園では勝ちこだわりたい」と意気込んだ。