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【芸能・社会】

ロンブー田村淳、ギャラの取り分公開します 公取委指摘「契約書作成」吉本が実現したら…

2019年7月27日 19時4分

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 ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が27日、文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」(土曜午後1時)に出演し、お家騒動さながらに問題が拡大している一連の吉本興業をめぐる動きに言及した。淳が声を大にしたのが、ほとんどが口頭契約の吉本のビジネススタイルについて“市場の番人”といわれる公正取引委員会が「優越的地位の乱用などを誘発する原因になる」と指摘した件だ。「全面的に公取委を応援します!」と淳は明快な言葉を重ねた。

 番組の冒頭、特殊詐欺グループのパーティーに出席し、謝礼を受け取り、所属先の吉本興業から謹慎処分を受けた田村亮(47)から、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と緊急記者会見を開くと聞いたのは「直前のことで、すごく前のように感じる」と感想を語った。

 亮と宮迫の会見に続いて、歯切れの悪さが残った吉本の岡本昭彦社長会見。極楽とんぼの加藤浩次(50)の進退など、さまざまなニュースの中で淳が「一番注目したいのが、公取委が吉本にタレントとの契約書がない問題を指摘したこと」と切り出した。

 淳は「指摘を受けてすぐに吉本から『改善する』という言葉が出てきたが、僕はずっと、契約書がないのはおかしい、と吉本の社員にも言ってきた」と話し、「そしたら社員からは『うちは100年前からこうやねん』と言われてきたんです」と明かし、「笑ってしまった」とも。

 宮迫の契約解除についても「契約書ないんだから解除ってどうなの」と皮肉り、以前、労働基準監督署に「ギャラを可視化してもらえない」と相談に出向き、「(労基署に)僕は自分の会社と吉本の契約なので、個人として雇用されていないから」と問題解決に至らなかったという。

 「(今回)公取委が突っついたから、こう(一転して契約書作成に)なった。全面的に応援しますよ。改善命令とかもっと強く言ってほしい。働き方改革とか行政が旗振りして動いた。公取委が動けば、吉本も『ハハーッ』となるのでは」と重ねた。

 「亮が迷惑かけているのとは別に、公取委の指摘を聞いた日は焼酎がメチャメチャうまかった」と振り返り、こんな公約も飛び出した。

 「(契約書ができたら)この文化放送のギャラの僕に入る分と吉本の取り分のパーセントも分かるので、言いますから。金額は別ですけど、『何対何でした』と」と岡本社長会見で判然としなかった部分にも言及した。

 

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