明石家さんま(64)が27日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「MBSヤングタウン」(土曜午後10時)に出演、闇営業問題に端を発した吉本興業をめぐる騒動に「自分の事務所に(契約解除された)タレントが入るとか言われていましたが、誰1人もいません。声はかけたけど」と語るとともに、反社会的勢力との問題で芸能界を引退した島田紳助さん(63)から8年ぶりに今回の問題で連絡があったことを明らかにした。
さんまは一連の問題に対し、これまで具体的な発言はなかっただけに、吉本を代表するタレントとしての発言に注目が集まっていた。
さんまは番組の冒頭、「私も自分の事務所に来たら引き受けますと言おうと思ったけど、今のところゼロです」と説明。宮迫博之や謹慎処分の芸人らに自身の事務所入りを提案したことは認めた。
紳助さんは「会社(吉本)のことが心配と言い、『大崎会長としゃべった』と言っていた」と明かした。
吉本の経営陣が刷新されなければ吉本を辞めると明言した加藤浩次については「あの行動は細かいことは抜きにして、人として賛同できる」と評価。宮迫と田村亮の涙の会見には「俺のカンやけど、世間よりわが子に信用してもらいたくて会見したのでは。世界を敵に回しても子どもに信用してほしかったと思う」と臆測した。
批判が多い岡本社長会見は「うやむやで、オチがないならテンポでやるって、ふだん言ってるのに。会見見ていて『こりゃアカン』と思った」とイジった。