女優の中村玉緒(80)が27日、ナゴヤドームで行われた中日―DeNA戦で人生初の始球式に臨んだ。着物姿で捕手の約5メートル前から投球し、スリーバウンドで捕手へと達した。開口一番「届いたね~」と笑顔を浮かべ、「お稽古したときはもっと上手にできましたのに。やっぱり緊張しますね。でも気持ち良かった。一生に一度の思い出です」と満足げだった。始球式が決まった際は「松坂大輔投手の大ファン。同じマウンドで始球式ができることを、とても嬉しく思っています」とコメントしていたが、くしくもこの日の中日の先発が松坂。接触はなくニアピンだったそうで、「まだまだ夏を越えて、秋までは時間があります。頑張ってもらいたいです。松坂さん、頑張ってください」とエールを送っていた。
試合直前にはトークショーも行い、大島のバットを借りてスイングするシーンも。大島が苦笑いを浮かべながら「いいスイングをしています」と答えていた。