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【ドラニュース】

ルーキー梅津がMAX151キロで白星 自己最長、8イニングを1失点

2019年7月27日 21時4分

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中日のドラフト2位、梅津晃大投手(22)=東洋大=が27日、ウエスタンリーグの阪神戦(レクザムボールパーク丸亀)に先発、プロ最長の8イニングを1失点に抑える快投。151キロをマークしただけでなくスライダーやフォークもさえ課題を次々クリア。1軍昇格へ秒読みの態勢を整えた。打線も9安打で8点を取り8対1で阪神に快勝。4連勝となった。モノが違うことを証明した。梅津が8イニングを初回に中谷に許した適時打による1失点だけ。8安打を打たれながら151キロの速球と変化球で若虎打線を牛耳った。「打たれたのは単打や内野安打だったんで、まあいいか、という気持ちで投げました」梅津は冷静だった。1月に軽度の右肩を故障してキャンプは2軍。春先はリハビリに明け暮れ、4月29日の初登板から慎重に投球回を延ばした。5イニングを投げたのは、前回の7月4日の広島戦が初めて。それが一足飛びに8イニング。肩のアイシングをしながら「体は全然問題ないです」と完治に胸を張った。捕手の大野奨と組むのが初めてだったが「声がけやキャッチングで気持ちを乗せてくれた」と感謝。ブルペンから絶好調だったという。「調子がいいときは空振りもストライクも取れる。どうして良かったのかを考えて、悪いときにどうするかに生かしたい」。良すぎた投球をどう次につなげるかを気にする余裕も見せた。小笠原2軍投手コーチは「投げっぷりからテンポから全てよかった。真っすぐの質も良かったし、スライダーもフォークもストライクを取れ、空振りも取れた」と大絶賛。「準備ピッチャーが増えたということですね」という表現で1軍昇格間近を示唆した。(後藤慎一)

 

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