2019年05月30日公開
2019年05月30日更新
【ゾンビランドサガ】紺野純子は平成最後の昭和アイドル!死因やきのこ姿・声優まとめ
『ゾンビランドサガ』のキャラクター・紺野純子は、作中のアイドルグループ・フランシュシュの一員です。紺野純子は「伝説の昭和アイドル」という位置付けのゾンビで、そのかわいい容姿とパワフルな歌声が大人気です。ここでは、そんな紺野純子というキャラクターについて、死因や名前の由来、気になるきのこ姿の秘密や数々のかわいい魅力をまとめまてみました。また、担当した声優についてもご紹介していきます。
紺野純子は平成最後の昭和アイドル!
紺野純子は、平成最後に現れた「伝説の昭和アイドル」です。まずは、紺野純子が登場した『ゾンビランドサガ』という作品についてご紹介します。
ゾンビランドサガの作品情報
『ゾンビランドサガ』は、MAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygamesの共同企画によって制作され、2018年の10月から12月にかけて放送されたテレビアニメです。
ゾンビランドサガの概要
『ゾンビランドサガ』は、一度死んでゾンビとして蘇った少女たちが、あるプロデューサーに導かれて佐賀県のご当地アイドルとして成長していく物語です。当初からあった「アイドルゾンビ」という構想をもとに、佐賀県の協力もあって、全話オール佐賀というコンセプトを加えて独特な味が出ています。また、作中アイドルグループということで、その楽曲にも力が入っています。
作中のゾンビアイドルグループは「フランシュシュ」と名付けられますが、そのメンバーは全員死人ということで、異なる意見のすれ違いを描くためにバラエティに富んだ時代に生きたキャラクターとなっています。そして、その声優のキャスティングは山田たえ役以外はオーディションで決められたそうですが、紺野純子をはじめどの声優も各キャラクターに見事にマッチしています。
ゾンビランドサガのあらすじ
ある日、夢見る高校二年生の源さくらは、東京のアイドルオーディションへの応募書類を片手に登校しようと家を出た瞬間、軽トラックに撥ねられ死亡します。その後、さくらはどこかの洋館で目覚め、周囲にはゾンビの少女たちがいましたが、やがて自分もゾンビであることに気付きます。
そこで、巽幸太郎という謎のプロデューサーから「佐賀県の知名度を上げるために、ご当地アイドルとしてデビューする」ことが義務付けられます。それて、源さくらを中心に、伝説の特攻隊長・二階堂サキ、伝説の平成アイドル・水野愛、伝説の昭和アイドル・紺野純子、伝説の花魁・ゆうぎり、伝説の天才子役・星川リリィ、そして伝説の山田たえの7人が、フランシュシュとして活動していきます。
紺野純子のキャラ基本情報
では、『ゾンビランドサガ』に登場するキャラクター・紺野純子についての基本情報をご紹介します。紺野純子はフランシュシュのゾンビ4号で、「伝説の昭和アイドル」と呼ばれています。まさに80年代アイドルブームの火付け役となった存在でした。
紺野純子の誕生日や年齢
紺野純子の誕生日は、1964年9月2日です。亡くなったのが1983年12月9日という設定ですので、19歳という年齢でゾンビになったようです。
紺野純子の身長や体重・血液型
紺野純子のプロフィールによれば、身長は155cmで体重は40kg。スリーサイズはB80・W55・H84となっています。比較的細身の体型ですが、紺野純子はアイドルとして強い信念を持っているだけに、自身のプロポーションにも相当気を遣っていたと言われています。
紺野純子は昭和アイドルで孤高の存在
紺野純子は、昭和アイドルとしてのアイドル観を強く持っています。よって、平成のアイドル観である「いつでも会えるアイドル」というコンセプトに拒否反応を示します。握手会などは「新人アイドルが名前を売るために行うイベント」であり、アイドルがファンと直接交流するという考え方は紺野純子にはなかったのです。
アイドルがまさに「崇拝の対象」だった時代に育った紺野純子は、自らの立ち位置もストイックに考えます。歌やダンスにしても「徹夜でどうにかなるものじゃない。そんな即席なものはお客さんに見せるべきじゃない」という考えです。そうした紺野純子の昭和アイドルの価値観は、「伝説の平成アイドル」である水野愛の考え、そして現代のファン事情との祖語に発展していきます。
紺野純子は、アイドルは孤高の存在であり、実力のみでファンを魅了すべきだと主張します。一方、水野愛はいかに身近な存在となってファンに知ってもらえるかが大事だと主張。双方ともに正解ですが、フランシュシュが活躍する場は現代です。やはりファンとのふれあいは欠かせません。しかし、紺野純子はどうしても納得がいかず引き籠ってしまいます。
それを説得したのは、プロデューサーである巽幸太郎でした。チェキ会を否定する紺野純子に「嫌なら出なくていい」と肯定。そして「この時代に昭和アイドルの矜持を持って活動するその姿を、メンバーやファンたちに見せてやれ!」と言います。そして吹っ切れた紺野純子は、フランシュシュとしてありのままの自分を貫く決心をしました。
紺野純子の死因と名前の由来
紺野純子はゾンビなだけに、もちろん死因があります。では、その死因や「紺野純子」という名前の由来についてご紹介しましょう。
死因は飛行機の墜落事故
紺野純子の死因エピソードが紹介されたのは、『ゾンビランドサガ』第6話でした。生前、紺野純子は昭和アイドルとして活躍していましたが、初の九州ツアーで佐賀に向かっている時に乗っている飛行機が墜落事故を起こしました。死因はその事故です。紺野純子の身体中にある無数の縫い目が、事故の壮絶さを物語っています。
紺野純子は享年19歳
紺野純子が亡くなったのは、1983年12月9日です。前述したように誕生日が1964年9月2日ですので、享年19歳となります。紺野純子が事故死したのは、実力派の昭和アイドルとしてまさに脂の乗っている時だったのでしょう。
死因が原因で高所恐怖症に?
紺野純子は、飛行機事故が死因だけに高所恐怖症ではないかと言われています。そういうセリフなどが『ゾンビランドサガ』の作中で登場してはいませんが、第4話のアイキャッチでバルーンに乗っている紺野純子にその根拠があります。しゃがみながら両手でしっかりバルーンを掴んで怖がる紺野純子の姿、そして頭上の「BIKUBIKU」という文字が、高所恐怖症っぽさを表しています。
紺野純子の名前の由来
紺野純子は「伝説の昭和アイドル」ですので、実在の昭和アイドルがモデルだと言われています。有力な説は松田聖子さんをメインに、中森明菜さんのエッセンスを加えているというもの。その場合、名前の共通点は紺野純子の「子」のひと文字です。その他の説として、紺野純子の漢字に「糸」が二つも含まれていることから、バラバラになって縫い合わされたゾンビというものもあります。
紺野純子のきのこ姿の理由
紺野純子と言えば、「きのこ姿」が一つの話題となっています。ここでは、紺野純子がきのこ姿になった理由などをご紹介します。
きのこ姿の理由①6話の伏線
『ゾンビランドサガ』第6話で、「伝説の昭和アイドル」である紺野純子と「伝説の平成アイドル」である水野愛が、アイドルとしての価値観について激しい口論になりました。そこで途中退場した紺野純子が、次回予告で「みんなの迷惑になるのなら、私はいっそこのままきのこになります」と発言しました。紺野純子の落ち込みっぷり以外にも「何かの伏線なのでは?」と話題になりました。
きのこ姿の理由②7話できのこ生える
そして、『ゾンビランドサガ』第7話では、紺野純子は一人部屋に引き籠ってしまいます。そして、2週間近くも何もせず引き籠ったことで、紺野純子の頭にきのこが生えました。ゾンビなだけに、頭できのこを栽培してしまったというわけです。これは、ジメジメしたところに長くいると、きのこが生えてしまうという紺野純子が生きていた昭和の漫画表現を意識していると言われています。
きのこ姿の理由③色や形
紺野純子の頭に生えたきのこには、色がついていました。数えてみると、イエローのきのこが五つと、グリーンのきのこが一つ生えています。形はどれも同じようです。紺野純子の頭に生えたという面白い現象ですが、そこには大きな意味はないようです。
紺野純子の声優
では、ここで『ゾンビランドサガ』のキャラクター・紺野純子を担当している声優についても詳しくご紹介します。
紺野純子の声優は河瀬茉希
紺野純子を担当している声優は、河瀬茉希さんです。歌声がイケボな紺野純子を演じているだけに、声優を務めた河瀬茉希さんもかなり歌が上手いようです。
河瀬茉希のプロフィール
紺野純子を演じた声優・河瀬未茉希のプロフィール
- 愛称:ちゃんまき
- 出生地:千葉県
- 生年月日:1995年12月31日
- 血液型:A型
- 事務所:アーツビジョン
紺野純子を演じた声優・河瀬茉希さんの趣味は読書と映画鑑賞。また、back numberのファンクラブ会員でもあるそうです。ディズニーキャラクターではベイマックスが好きとのことで、食べ物では紅茶が入っているスイーツが好きだそうです。
河瀬茉希の主な出演作
紺野純子を演じた声優・河瀬茉希の主な出演作
- ひそねとまそたん(星野絵瑠)
- 百錬の覇王と聖約の戦乙女(イングリット)
- ゾンビランドサガ(紺野純子)
- あかねさす少女(桜賀輝)
紺野純子のかわいい魅力
『ゾンビランドサガ』のキャラクター・紺野純子は、とても多くの魅力に溢れています。そのいくつかを順々にご紹介しましょう。
かわいい魅力①髪型
紺野純子のかわいい魅力・一つ目は「髪型」です。色は銀髪で、髪型はショートボブに見えます。しかし、実は後ろに一部長く残した部分があり、それを青いリボンでおさげにしています。
かわいい魅力②内気な性格
紺野純子のかわいい魅力・二つ目は「内気な性格」です。紺野純子は、性格的に生真面目で控えめなタイプです。しかし、自分の持つアイドルとしての信念はとても強いものがあり、そのプライドは誰にも負けないという自負もあります。それ故、紺野純子の普段の内気な性格がギャップとしてかえってきて、とてもかわいく見えるようです。
かわいい魅力③豆類・和食好き
紺野純子のかわいい魅力・三つめは「豆類・和食好き」というところです。若い女性には珍しく、とても渋い好みですが、これは昭和の古き良き日本の食文化を愛しているという設定だと言われており、キャラクターにすごくマッチしています。因みに、紺野純子の嫌いな食べ物はトマトとレバーだそうです。
かわいい魅力④釣りが趣味
紺野純子のかわいい魅力・四つ目は「釣りが趣味」というところです。『ゾンビランドサガ』第10話で、紺野純子が釣りをしているシーンがありますが、本人曰く、釣るためには水深やエサ、スポットなど様々な要素を考えなければならず、そこが良いと言っています。また、釣りをしていると落ち着いて物事を色々な角度から見られるので、そうした点も好きなポイントだと語っています。
かわいい魅力⑤歌声がイケボ
紺野純子のかわいい魅力・五つ目は「歌声がイケボ」というところです。紺野純子は「伝説の昭和アイドル」という設定で、そのモデルは松田聖子さんに中森明菜さんのエッセンスを加えたものと言われています。それは素晴らしい歌唱力で、紺野純子のイケボな感じはまさに中森明菜さんを彷彿とさせます。
上記の動画は『ソンビランドサガ』のオープニングテーマ曲「徒花ネクロマンシー」で、フランシュシュのメンバー全員で歌っています。紺野純子のパートは、歌い出しの「誰が弔う死地は彼方」という部分と、サビの「覚悟を宿命に突きつけて」という部分です。実に心に響くイケボぶりだと評判です。
かわいい魅力⑥私がフォローするの意味
紺野純子のかわいい魅力・六つ目は「私がフォローするの意味」です。これは『ゾンビランドサガ』第6話&第7話での出来事になります。懸命に歌とダンスの練習に励むフランシュシュの面々。特に、今回の新曲は水野愛と紺野純子がメインパートで歌もダンスも比重が高く、ダンスがあまり得意ではない紺野純子は常にワンテンポ遅れてしまいます。そんな時、水野愛が「大丈夫。私がフォローする」と紺野純子を励まします。
水野愛からすれば「メンバーのフォローは当然」という感覚ですが、紺野純子とすれば「アイドルのプライド」を傷つけられて悔しかったようです。そしてライヴ当日。その日は野外ライヴで、外は雷鳴が轟く悪天候でした。実は水野愛は、野外ライヴ中の落雷事故が死因だったため、雷に大きなトラウマを抱えていました。そのため、この日は身体が震えて歌もダンスも思うようにいきません。
しかし、そこで紺野純子がパワフルな歌とダンスで水野愛を庇い、「大丈夫。私がフォローしますから」としゃがみ込む水野愛に手を差し伸べました。これは、単に自分が言われた言葉を返したという意味合いではなく、紺野純子なりのメンバーに対するメッセージだったと言われています。昭和アイドルとして培った知識と経験をメンバーに伝え、みんなで助け合うことが大事という紺野純子の優しさが込められています。
かわいい魅力⑦雪音クリスに似てる
紺野純子のかわいい魅力・七つ目は「雪音クリスに似てる」というところです。雪音クリスというのは『戦姫絶唱シンフォギア』に登場するキャラクターですが、このキャラに似ているという点も注目されています。髪型と髪色が似ていること、そして何と言っても「歌が上手い」というところに共通点があります。ともに人気アニメだけに、ファンも共通している部分があるのかもしれません。
紺野純子に関する感想や評価は?
では、ここで『ゾンビランドサガ』の登場キャラクター・紺野純子についての、ツイッターでの感想や評価について、いくつかご紹介しましょう。
アニメの放送が始まり、紺野純子の人気はうなぎ登りでした。中でも、やはりその控えめだけど芯の強い部分が魅力的なだという意見が多かったです。
「伝説の昭和アイドル」である紺野純子と対になる「伝説の平成アイドル」である水野愛は、対比されるとともにいいコンビとしてもファンにしっかり認知されています。紺野純子と水野愛の「ライバルであり親友」という関係は、とてもファン心理をくすぐるようです。
これは紺野純子を担当している声優・河瀬茉希さんのツイートです。河瀬茉希さんにとっても紺野純子は思い入れのある役のようで、今でも色々なツイートをしています。
ファンの中には造形士の方も多くいらっしゃいます。紺野純子のフィギュアなどを自作するファンも多く、人気キャラの証明とも言われます。
『ゾンビランドサガ』は、各地でコラボカフェも開催される人気作品となりました。その中にあっても、紺野純子の人気はかなり大きく、様々な装飾や商品が生まれました。
記事内でも触れた、「紺野純子と雪音クリス」が似ているという点についてのツイートもありました。やはり共通して両作品を観ているファンは多いようです。
人気キャラでは定番のコスプレも、多く見られました。紺野純子の魅力はやはりかわいさ。コスプレーヤーの方々も、かわいさを重視したものが多かったです。
今なお大人気を誇る『ゾンビランドサガ』の紺野純子。ファンの間でもイラストがたくさん描かれ、その大人気ぶりは健在です。
紺野純子のキャラについてまとめ
以上、『ゾンビランドサガ』の登場キャラクター・紺野純子の魅力や死因、声優に関する情報まとめでした。実際の声優が舞台に上がるフランシュシュのライヴも大好評で、『ゾンビランドサガ』第2期制作の噂も真実味を帯びてきました。かわいい魅力の溢れる紺野純子を、これからもまだまだ応援していきましょう!