「3番・遊撃」で出場した中日・根尾は大阪桐蔭の先輩に完敗だ。26日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)、6学年上で同じように春夏連覇を達成した阪神・藤浪との初対決が甲子園で実現。結果は3打数無安打2三振と打ち崩せなかった。
「(藤浪さんは)大きいのでマウンドが近く見えた。次打てるように頑張ります」。初回2死からの第1打席は153キロ速球を逆方向にはじき返したが、真っ正面の左飛。その後の2打席は変化球、速球と連続して見逃し三振に倒れた。
くしくもこの日は夏の甲子園連覇を狙った母校の大阪桐蔭が大阪大会の準々決勝で敗退。「(バスで)移動中だったので携帯の動画で見てました」という昨年のVメンバーは「秋も頑張ってほしい。しっかり後輩たちがその悔しい思いを受け継いで頑張ってほしいです」と気持ちの切り替えを望んでいた。