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【ゴルフ】

原英莉花“ジャンボパター”で首位

2019年7月27日 紙面から

第1日、ホールアウトした原英莉花。5アンダーで首位=石坂GCで

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◇センチュリー21レディス<第1日>

 ▽26日、埼玉県鳩山町・石坂GC(6470ヤード、パー72)▽晴れ、33・3度、南南東7・1メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆4489人

 6月にツアー初Vを飾り、テレビCMでも活躍中の原英莉花(20)=日本通運=が6バーディー、1ボギーの67をマーク、5アンダー首位に立った。前週はトーナメントを休み、調整&リフレッシュ。2勝目へ向けエネルギーは満タンだ。1打差の4アンダー2位に稲見萌寧(19)=都築電気=と小橋絵利子(31)=RSK山陽放送、3アンダー4位に金田久美子(29)=スタンレー電気=ら4人が続いている。

 前日の指定練習日。猛暑に備えて9ホールでラウンドを切り上げた選手が多い中、原英莉花は18ホールをしっかり歩いた。理由は「(面積が)大きくてアンジュレーションがすごいグリーンをしっかり確かめたかった」。それが6つのバーディーパットにつながった。

 1番パー5で6メートルを沈めて滑り出すと、3番で1メートル、4番で6メートルも決めて前半終了。風が強くなった後半は11番で1つボギーも献上したが、12番で2メートルをものにした後、13番では10メートルをねじ込んだ。16番で8メートルも決まって67。単独首位発進は、優勝したリゾートトラストレディス以来2度目。ゲンのいいスタートだ。

 「昨日の練習ラウンドが終わってパッティング練習して、こっちのパターにしようと決めたんです」と1カ月ぶりに採用したのは、師匠・ジャンボ尾崎が4月に贈ってくれたオデッセイ・EXOロッシー。「少し重めのグリーンなので、しっかりヒットして高い距離を出していきたかった。昨日まで使っていた太グリップより、こっちがよかったので。それに…困った時の神(=師匠)頼み的な!?」と、肩をすくめた。5月下旬から出演中の所属会社のCMのように“最善の道を見つけて”2勝目へ突き進む。 (月橋文美)

 

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