PUBLIC TOKYOの和紙ニットは隠れた「夏の主役級トップス」

ファッションブロガーのMBと申します。2016・2017・2018年度の部門大賞/総合大賞を受賞したメルマガ「最も早くオシャレになる方法」などを中心に、誰でもわかる「おしゃれの教科書」的な情報を発信しています。

総額1万円でオシャレをするこの好評企画。今日は1万円程度で買えるおすすめブランドをご紹介します。

夏はTシャツよりもニットでキマリ

こちらのトップス、写真じゃ伝わりにくいと思うのですがニットウエアなんです。高温多湿な日本の夏は、どうしてもTシャツに偏りがち。しかし、Tシャツはカジュアルな印象が強く、オシャレに見せることがなかなか難しい。そこでニットがおすすめです。

スーツでも使うツヤのあるニット素材は半袖でも大人っぽい印象を作れます。写真の通りチノパンなどと合わせても決して野暮ったい印象にはなりません。しかしながらニットには2つデメリットがあります。

ひとつは値段が高いこと。Tシャツと比べて素材の単価が高いため、値段を落とすことが難しい。そして、もうひとつは素材によってTシャツよりも暑苦しいというところ。サラリとした質感のTシャツに比べてニットはモッチリとした質感のものが多く、いくら夏用といっても少々の不快感を覚えるのも事実です。

そこでご紹介したいのが、このニットです。なんと和紙をつかったニット素材になっていて、肌触りは軽くさらり。粗編みで通気性も抜群なのでTシャツよりもはるかに涼しく夏向き。

それでいてニット特有のツヤ感があり大人っぽい印象があるので、一枚でも十分オシャレに見える。さらにさらに、和紙などの特殊な素材使いにも関わらず、かなりお値打ち。8000円ほどで購入できてしまうんです。

もちろんTシャツに比べると高いは高いですが、一枚でサマになる主役級のアイテムならこのくらい出しても損はありません。半端なTシャツを2、3枚買うくらいならこちらがおすすめ。

このニットは「PUBLIC TOKYO」というブランドのもの。実は素材感もデザインも価格帯もかなり頑張っているのですが、大人向けの無地・シンプルなものが多いため、WEBだと魅力がなかなか伝わりにくい。実物に触ってみれば高級感とコスパが実感できるのですが、店舗数も多くないので、まだまだ世の中に広がっていない印象なんです。

こうした隠れた良ブランドを紹介するのも私の仕事です。「PUBLIC TOKYO」、知名度は低いですがオススメですよ。夏の一張羅を探すなら、ぜひどうぞ。