お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(44)と富澤たけし(45)が26日、東京・ららぽーと豊洲で演歌歌手・水森かおり(45)とのデュエット曲「笑顔で遠まわり」を初披露した。イベント後、報道陣の取材に応じ、吉本興業の騒動について言及した。
伊達は、コンビのネタ「演歌の男」に登場する演歌歌手・萬みきおに扮(ふん)して登場。千昌夫の弟子で千を越えて萬になれと名字を授けられたという設定のキャラクターだが、「許可はもらってない。こんなおおごとになるとは思っていなかった」と伊達。水森に「(千と)レコード会社が一緒だから大丈夫」とフォローされ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
コンビは芸能事務所「グレープカンパニー」に所属。伊達は吉本興業とのお家騒動が勃発している宮迫博之(49)らについてブログで言及していたため、報道陣に心意を聞かれる場面も。すかさず富澤が「萬は知らないので、やめてください!」と制止。さらに「萬は闇営業しかやってないから。今日のイベントは事務所を通していますけど。マネジャーもいるので」と続け、笑わせた。
伊達は、演歌歌手からお笑いタレントの顔に戻り、「早く円満に終わってほしい。大好きな先輩なので」とコメントした。
この日は、30度を超える炎天下でイベントを開催したため、観客はまばら。水森は「マスコミの人の方が人数が多い」。富岡も「なにがタレントパワー1位だ」と自虐気味。それでも、イベントは盛り上がり、観客のアンコールに応え「笑顔で遠まわり」を2度披露した。