日本相撲協会は25日に開いた理事会で、横綱審議委員会(横審)の新委員として来年初場所から中日新聞社の大島宇一郎社長(55)=写真=に委嘱することを決めた。任期は1期2年、最長で5期10年。
この日、委嘱を受けた大島社長は「このたびの委嘱は大変光栄であるとともに重責を感じております。いまの2人の横綱と、将来、綱を張ることになる力士とともに、国技である相撲の伝統、文化を守り、さらなる発展に尽力いたします」とコメントした。
横審は横綱推薦、そのほか横綱に関する諸種の案件について、相撲協会の諮問に答申などを行う。委員は相撲を愛好し相撲に深い理解を有する各方面の良識者から理事長が委嘱する。 (岸本隆)