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【ドラニュース】

鈴木博、竜の守護神復活へ第一歩 3週間ぶり登板、無失点に抑えた

2019年7月26日 紙面から

広島-中日 7回裏1死二、三塁のピンチも失点を最小限に抑えた鈴木博(川北真三撮影)=マツダスタジアムで

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 止まっていた時計の針が動いた。約3週間ぶりの出番。やってきたことは正しかったのか。己に問うた答えは1イニング2/3を無失点という結果で返ってきた。「やりたいことは少しできたと思う」。汗を拭いながら鈴木博はうなずいた。

 7点をリードされた7回に4番手でマウンドへ。3日の巨人戦(東京ドーム)以来の登板は1死二、三塁のピンチの場面だったが「強い球をゾーンに投げ込むことだけ意識しました」。田中を151キロの直球で打ち上げさせた。中堅への犠飛にはなったが勢いで押し込んだ。西川も151キロの直球で左飛に。失点を最小限に食い止めると8回も続投。四球と安打を許したが無失点。不安定な投球が続いていた右腕に光が差し込んだ。

 5月29日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で敗戦投手となり守護神の座を剥奪。2軍にも落ちた。再昇格を勝ち取っても精彩を欠いた。試合前練習では投球フォームを見直した。テイクバックを小さくしたり、腕の位置を変えたりと試行錯誤はまだまだ続く。

 

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