どうも、ちゃんなぎぽけです。
18歳、高校三年生という合法的にJKを抱ける最後の年でありがならも、私立高校中退から通信高校に編入して365日家に引こもるという生活を送っている僕が、AVみたいなエロエロ体験をしたので自慢します。
ものすごく気持ち悪く仕上がっているので不快な方は見ないでください( இ﹏இ )
サムネ用、意味は特にない。
時は遡って中学2年生の頃。
僕には、付き合ってはいないが好きあっている、という関係の女の子がクラスにいた。
名前はあいりちゃん。漢字は覚えてない。
お互いがお互いのことを「好き」と伝えているにも関わらず、どちらからも「付き合いたい」の言葉が出ずに、LINEで毎日話すだけの普通の友達として過ごす、という関係だった。
あいりちゃんから好かれていると知ったのは、林間学校の時だった。
僕の友達があいりちゃんのことが好きで、林間学校が終わり次第告白するという話も聞いていた。あまり興味は無かったが、友達のことなのでとりあえず応援していた。
あいりちゃんは学年でもトップくらいに可愛い女の子だった。当時から脚フェチだったため、スタイルのあまり良くないあいりちゃんは僕のタイプでは無かったが、男子に可愛いと思う女の子ランキングbest3を聞くと大体入ってくる、そのくらいには可愛い女の子だった。
その友達が告白をするという話は色んな人に広まっていて、あいりちゃんの友達の耳にまで入っていた。
それを知ったあいりちゃんの友達は、僕の友達のために良かれと思ってあいりちゃんの好きな男子ランキングを聞いてきてくれたのだった。なんて残酷なことをするのだろうか。
そのランキングは僕も一緒に聞いた。3位がクラスの頭良い高身長のイケメン、2位がその友達本人、それで1位がなんと僕だったのだ。
今の僕を知っている人はふざけているようにしか思えないと思うが、当時の僕はモテる方だった。いやほんとに。
バスケ部でバリバリに活躍してたし、塾通いのおかげで成績もかなり良かった。クラスでも中心的なポジションにいたし、モテてもおかしくはなかった。告白は殆どされたこと無かったけど。どうして今はこんなオタクに育ってしまったのが不思議なくらいの陽キャだった。
だが、人として根本的な部分は今と変わっていない。キモオタクが可愛い女の子の好きな男子ランキングで優勝したらどうなるか。そんなのは決まっていて、当然ぶひぶひ言いながら、その女の子を好きになる。僕も例に漏れず、一瞬であいりちゃんを好きになった。
僕の友達はそのランキングを聞いても折れず、林間学校から帰宅後にあいりちゃんをダッシュでストーカーして家の前で告白、そして玉砕していた。
僕はというと、帰宅後すぐにあいりちゃんにLINEをした。内容は
僕「○○から聞いたんだけど、俺のこと好きって本当なの?」
あいりちゃん「おっくん(当時の僕のあだ名)が好きな人教えてくれたら教えてあげる」
僕「俺はあいりが好き」
あいりちゃん「あいりもおっくんが好き!」
こんな感じだったと思う。若い。
だがここでどっちも「付き合って」とは言わなかった。向こうが言ってくれたら即okするつもりだったが、僕からは「付き合って」とは言えなかった。
正直、超がつくほど付き合いたかった。彼女とか欲しかったし、デートとかたくさん行きたかった。水族館に行きたかった。最低な考えだが、あいりちゃんはモテる女の子だったので、付き合うことで僕は色んな人にマウントを取れることができる、という理由もあった。
でも流石に「付き合って」とは言えなかった。友達がついさっき玉砕したのに、翌日僕とあいりちゃんが付き合い始めたと聞いたらどう思うだろうか。考えただけでも残酷である。
しばらくはLINEだけで仲良くして、文化祭あたりで告白しよう。それまでは他の男に取られないようにLINEでイチャイチャしてよう。そう考えていた。
そして、約半年が過ぎる。
僕には変な意地が出来てしまっていた。絶対にあいりちゃんに告白させる、という意地。
あいりちゃんと好きあっている関係だということは友達にも広まっていた。当然、友達はなぜ付き合わないのか疑問に思う。
その問いに対しての答えを持っていなかった。友達が傷つくから付き合わなかった、とか言えばその友達に失礼な気がするので言えない。というかそもそも、今思えば告白するのが単純に怖かったんだと思う。万が一振られるのが怖くて言い出せなかった。
だけど、そんな格好悪い事は言えなかった。そこで僕が使った言い訳は「好きだけど付き合いたいとは思ってない」。素直になれない系男子の僕は、照れ隠しも込めてそういう言い訳をしていた。友達には死ね死ね言われていたが、こう言ってしまった以上、自分から告白なんてできない。
内心は変わらず、超付き合いたかった。水族館にデートに行きたかった。向こうが告白してくれるのを待っていた。何を話したら告白してくれるか、なんてことを考えまくっていた。
だが上手くは行かず、半年が過ぎた文化祭の日になっても告白はされず、自分から告白することも無かった。
こんな感じでダラダラと時間が過ぎ、飛んで卒業の日を迎えようとしていた。
1年半の月日が過ぎ、僕は少し冷めてしまっていた。だけどもう好きじゃないとは言えなかった。その女の子はまだベタベタで可愛かったし、正直心地は良かったので、手放したくないという気持ちもあった。曖昧な気持ちのまま、最後まで接していた。
正直、卒業する時には告白される気がしていたのだった。別々の高校に進むので、会う機会もほとんど無くなる。好き好き毎日のように言われていたので、ドキドキしながら卒業の日を待っていた。
卒業式当日。告白されるなら今日だな、と思いながら卒業式を終える。写真を撮ったり、後輩とちょっと話したり。そういう時間を過ごしながら、僕はあいりちゃんをチラチラ見ていた。
30分くらいが過ぎた。
僕は悟った。LINEだ、LINEで告白されるんだ、と。
その場で告白するのは確かに恥ずかしい。期待してた自分が恥ずかしくなり、あいりちゃんのあまり綺麗ではない脚をチラチラ見ながら帰宅した。そしてパズドラをしながら、あいりちゃんからのLINEを待った。
LINEはすぐに来た。真無限回廊を中断し、既読をつける。だが、内容は普段と変わらなかった。
「卒業式お疲れ様!」の一言のあとは、いつもと変わらずに雑談をするだけ。好き好き言われていたが、告白はされなかった。
僕は少し攻めていた。「もう学校で会えないんだね!!!」とか、「高校入ったら忙しくなるのかな!!!!!!!」とか。
だがあいりちゃんは食いつかなかった。「そうだね!寂しいな!!!!」とか、「たまにはLINEしようね!!!!!!!」とか。
僕は急に冷静になった。あぁ、もう僕のこと好きじゃないんだろうな、と。
好き好き言ってくれてたのは優しさからだと思う。僕と同じで、もう好きじゃないけど、そうは言えなかった。だから告白もしてこなかった。もし僕からしていたら失敗していたかもしれない。そんなことを考えながら萎えていた。
実際どうだったのかはわからないが、告白されなかったショックから僕の好きはほぼ完全に無くなってしまった。その瞬間からLINEが面倒くさくなり、卒業式当日は就寝。翌日からは既読スルーをキメていた。
数日したら既読しようと思っていたが、春休みに入ってすぐに僕はスマホを破壊してしまう。そして買い替え。LINEを作り直し、男友達とだけLINEを交換した。
これが僕とあいりちゃんの終わりだった。
そして約2年半後。
僕はたまたまあいりちゃんと再会を果たしたのだった。
経緯はこう。2年3年と仲良かった男友達に駅前のお祭りに誘われ、暇だったのでokを出した。
僕は1年の引きこもり期間を経て、完全に変わってしまっていた。ご存知の通り、当時のような陽キャとは真反対の陰キャに堕ちてしまっている。
そして当日。集合場所には時間ギリギリで行くと決めていた。
陰キャオタクの中では常識だと思うが、時間より早く行くと、早めに来た人と気まづい空気が流れるために悪手。故に、既に良い空気の空間に入り込むのが正解。だからギリギリで行くことを決めていた。
そして集合時間2分前、タイミングは完璧だった。のだが、思わぬ事態が起きていた。
なんと、女子同伴だったのである。びっくりした。帰ろうと思った。でもそういう訳には行かないので、勇気を出して混ざりに行く。
陽キャA「あ、おっくんきた!久しぶり〜」
ぼく「あ、ども、久しぶりっすwでゅふふw」
女子A「昔みたいに元気ないね〜、久しぶりで緊張してるの?」
ぼく「いや、あの、でゅふwでゅふでゅふw」
陽キャB「ははは…w行こうか…」
ぼく「うん…」
マジでこんな感じだった。死にたかった。
久しぶりの友達と久しぶりに会うだけでも緊張するのに、久しぶりに女の子、しかもJKと会話するのだ。引きこもりの僕にはレベルが高すぎる。でゅふでゅふ言ってしまうのも仕方がなかったと思う。
それに、そこにはあいりちゃんがいたのだ。僕はあいりちゃんのことを完全に忘れていたが、好き同士でありながらも一方的に連絡を断ってしまったことを思い出し、刺されることを覚悟していた。
こんな地獄のような環境で、呼吸を続けられる自信がなかった。すぐ死にたかった。ペクカップもあるし早めに抜けて帰ろう、それまでの辛抱だ、と心を強く持った。
だがしかし、神は僕の味方だったのだ。奇跡的に上手く馴染むことが出来た。
陽キャ友達の間であろうことかShadowverseが流行していた。しかもランクはB〜A程度。†グランドマスター†の称号を持つ漏れが、自分がグラマスだということを話すと、周りは凄い凄いと言いながら、シャドバの話を持ちかけてくれる。僕はそれにドヤ顔で対応するだけ。
僕は周りに話せる人がいると、コミュ力を発揮できるようになる系のオタクなので、シャドバの話が始まってからは女子とも普通に話すことが出来た。
女子は私服で、スカートを履いてる人もいたため、視線がそこに向いていたような気もするが、警察を呼ばれるようなことは無かったのでセーフ。楽しく祭りを満喫することが出来ていた。
ここで余計な自慢を挟むと、女子はもれなくみんな可愛かった。陽キャ男子はみんなイケメンだったので、恐らくその力を使って元クラスメイトから可愛い女子を作為抽出したのだと思う。
屋台を回っているだけで2時間くらいが過ぎた。その辺りで、友達が1人帰ろうとしていた。どうやら8時門限らしい。厳しい家庭だね。
僕はそこでふとペクカップを思い出し、便乗して帰ろうと思った。
楽しかったけど人混みで疲れたし、何より久々に女の子と接してムラムラしていたため、早く帰りたかった。これ以上女の子の脚をチラチラしていると通報されそうで怖かったのもある。
僕も帰るね、と一言だけ伝えて帰ろうとする。
あいりちゃんにも刺されなかったし何事もなく終わってよかったな、というか楽しかったきてよかったな、なんて思いながら帰ろうとした時。
あいりちゃん「おっくん、私も帰るから一緒に帰ろうよ」
まじか。
当然、僕に断ることなんて出来なかった。8時門限の男友達は反対方向だったため一緒に帰れないため二人きり。ありえんくらいドキドキしていた。僕のれすてぃんもガチガチに緊張していた。
あいりちゃんと無言で歩き始め、何も会話出来ずに数秒なのか数分なのかが経過する。何か話題を振ろうと思ったが、キモポタクになってしまった僕には無理だった。しばらく気まずい沈黙が続いていたが、あいりちゃんがついに声をかけてくれた。
あいりちゃん「おっくんこのあと時間ある…?」
僕「あるよ(即答)」
あいりちゃん「そこの公園でちょっと話してかない…?」
僕「わかった(食い気味)」
通話の約束してたみんなごめん。
公園に着き次第、あいりちゃんはすぐトイレに行った。ついて行っていいのかな?と一瞬本気で考えたが、警察に突き出されてしまいそうで怖かったのでやめておいた。
あいりちゃんがトイレに向かっている間、僕はエロい妄想をしていた。女の子が男子と2人きり、そして時間があるかと聞いてくる。
場所は人気のない公園。
神様ありがとう。本気で神に感謝しながら、公園のベンチに腰を掛けた瞬間、僕は今の自分がキモオタクだということに気がつく。
そして、酷い別れ方をしたということを思い出す。
ニヤニヤが止まり、幸せのドキドキが恐怖のドキドキに変わる。何をされるのか、何を言われるのかが、怖くて仕方がなくなってきた。
どうして連絡を切ったのかを問い詰められた後、女の子の脚を見まくっていたことを通報されるのかなとか思ったり、この場で警察を呼んで何らかの罪で逮捕しようとしてくるのかとか、隠れている仲間と集団で僕のことをボコボコにして有り金全部取られるのかなとか。そういうことばかり考えていた。
そんな状況でも、僕は一筋の希望を捨ててはいなかった。もしかしたら、2年半経った今でも好きなのかもしれない。エロいことが出来るかもしれない。エロいことは出来なくても、もしかしたら彼女ができるかもしれない。そんな淡い希望を持ちながら、ベンチに腰をかける。そして、こんな会話をした。
あいりちゃん「卒業式終わったあと、どうしてLINE見てくれなくなったの?」
僕「携帯壊れてLINEも作り直しちゃって、連絡できなかった」
あいりちゃん「そっか…どんな話してたか覚えてる?」
僕「いや…あんまり…(嘘をつく)」
あいりちゃん「私がおっくんのこと好きだったのは覚えてる?」
僕「覚えてるよ」
あいりちゃん「今付き合って欲しいって言ったら、どうする?」
まじか。
「うん」とも「すん」ともすぐには言えなかった。特に言葉を出せなかった。
別に深い意味は無い。でゅふでゅふ言ってしまうようなオタクが、3年も会っていなかった女の子に告白される。何も言えるわけがない。
何も言葉が出ない、というよりかはキョドってしまっている。そのため言葉が出ない
数秒、もしくは数分の沈黙。あまりにも気まずい。気まず過ぎる。絶技オタクダッシュで逃げさりたかった。
ここで無言を貫くのはメンタルが持たない。気絶してしまうくらいのドキドキと気まずさ、この沈黙を破らなければ死にそうだったので、勇気を持って返事をした。
僕「どういうこと…?」
チキンだった。分かっているのに、とりあえず聞き返す。オタクの悪い所が出てしまった。
でも、「いいよ」とは流石の僕でも言えなかった。2年半も関わってこなかった女の子と突然付き合う、なんてことを即OKはできない。
それに、僕は罠だと思っていた。2年半も好きで居続けられるわけがないし、突然連絡を切った僕への復讐、つまり告白ドッキリか何かだと思ったので、OKの返事は出せなかった。
だが、NOとも言えなかった。頭ではOKと言えないとわかっていても、身体は真逆の意見を持っていた。
あいりちゃんは可愛かった。それも物凄く。
今の僕からしたら女子なんて大抵可愛く見えてしまうが、あいりちゃんは特段可愛く見える。
引きこもりオタクの僕にこんな機会一生無いと思っていたし、しかも相手は超可愛い。そんな女の子ともしかしたら付き合えるかもしれない、という願ってもいないようなスーパーチャンス。そんなラッキーでハッピーなイベントを簡単に捨てられるわけがなかった。
エロいこともしまくれるチャンスだとも思った。というかこれが大きかったです。
頭の中ではOKは言えないと思っていても、本能はOKを言いたい。
僕の中で真逆の2つの意見が対立。僕と僕、言わば僕とちんちんの対立。
どっちの択を選ぶか。ポケットモンスターでの経験から、択を選ぶことには慣れている。考えに考え、僕が出した答え。
それが「択の先延ばし」だった。
OKでもNOでもない、魔法の言葉「どういうこと…?」。
僕は何故か、この一言で世界の全てを解決した気分になった。安堵し、緊張も何故か解けた。エロい妄想も収まった。
一瞬の間を挟み、当然返事が返ってくる。
あいりちゃん「付き合って欲しいの、おっくんに。」
ふひひwでゅふw
本能に従おうと思った。ドッキリだとしても構わない。通報されたっていい。
このチャンスに、奇跡に、かけてみたい。キモオタクになってしまったことなんて後で言えばいい、なんなら一生隠し通せばいい。
夏休みだし、水族館にデートに誘いたい。オタクバレして失望される前にえっちがしたい。そんなことばかり考えながら、「わかったいいよ付き合おうこのあとホテルでも行く?てかLINE交換しようよ」、と言うつもりだった。
だが、ふと気付いてしまった。
2年半で変わったのは、陰キャオタクになったことだけじゃない。
そう僕は、Twitterを始めてからの1年で「バイ・セクシャル」になっていたのだった。
別にホモではない。バイ・セクシャルだ。もう一度だけ言うがホモではない。基本的には女の子が好きだ。
だが、1度男の子と恋をしてしまったのだ。
なんなら、その男の子と身体の関係を持ってしまっていた。
しかも、最近はその男の子でしか致していなかった。急に、僕の中で不安が渦巻く。
このまま付き合っても大丈夫なのだろうか…と。
いや冷静に考えて大丈夫なわけはない。バイ・セクシャルとかそういうのは関係ない。2時間前に再開しただけの、2年半も連絡を取っていない女の子に告白されて、OKなんて普通は出さない。
しかも、OKを出そうとしている動機が身体と水族館デート目当てなのである。
最低だし、OKしていいわけは多分ない。
だが、そんな当たり前のことを差し置いて、僕は自分がバイ・セクシャルなことに対して不安を抱えていた。
バレたら流石にキモがられると思う。実は僕バイ・セクシャルなんだ。だけどあいりのことを愛してるよさあえっちしよう。なんて言えないし、きっと警察に通報されてしまうだろう。
かといって隠し通すのもどうかと思った。僕レベルのキモオタクになると、この時点で結婚まで考えていた。一生を共にするパートナーに対して隠し事など出来るのだろうか。バイ・セクシャルバレして離婚、からの警察に通報なんて目にあうのは嫌だ。
こんな感じの不安を抱えた僕は、悔しい思いをしながら正直に話した。
僕「実は僕、好きな人がいるんだ…」
でもあいりちゃんは必死だった。
あいりちゃん「付き合ってるの?」
僕「付き合ってはないけど…」
あいりちゃん「じゃあ、私のことを好きになってくれたらいいじゃん」
可愛すぎる。ぶち犯したくなった。
僕はあいりちゃんにもうメロメロだった。こんな幸せな想いしていいのか。。幸せ過ぎて、逆に不安も感じていた。
でも、バイ・セクシャルであることに対する不安は解消されていない。やっぱり付き合うことは出来ない。キープとかできねえかな、とか考えていたが、僕はこの場で決断するべきだと思った。
うん。OKしよう。付き合おう。水族館にデートしに行こう。早いうちにえっちに誘おう。
そして、またもや沈黙の後、僕から言葉を発する。
興奮から混乱していたのか、緊張していたのか。考えていた発言とは全く違う発言をしてしまう。
僕「付き合ってはないんだけど、性的な関係ではあるんだよね。セフレ的な。」
草。笑。w。lol。芝。
え?僕今何言った?マジで言ってんの?って感じだった。
焦った。だが、嘘はついていない。
僕は好きな男の子と性的なことを経験していたのだった。
ファーストキスはその男の子に捧げていた。
頭では、その男の子のことはすっかり忘れて、あいりちゃんとたくさん気持ちいいことしよう、と思っていた。
だが実際に出た言葉はこれ。自分でも意味がわからなかった。
そうかこれが運命か…最初からこうなるように世界は仕組まれていたんだな…と、現実逃避半分に悲しんでいた。警察に通報されるんかな、と思っていたが、帰ってきた返事は予想外のものだった。
あいりちゃん「私とそういうことしたいならしてあげるから、どうしても付き合って欲しい」
ま?w魔剤?w
ここからは頭で考えられるような状況ではなかった。本能で会話、要するにちんちんであいりちゃんと会話をするようになっていた。
僕「ほんとにしてくれるならいいよ」
あいりちゃん「ほんとに?いいの?」
僕「今からして欲しいんだけど、そこのトイレ行かない?」
あいりちゃん「そこのトイレ臭かったからカラオケに行こう、そこでならいいよ」
僕「わかった行こう。」
ここから先はキモさが倍増します。
本能に従い、カラオケに向かう。
入店時、流石にドキドキしたが、問題もなく部屋を渡してくれた。2時間でドリンクバー、1人3000円くらいだったが気にはしなかった。あいりちゃんの分も出してあげようとか考えていた。
入室、椅子に座る。
本能に忠実になった僕でも、チキンなオタクであることには変わらなかった。すぐにエロいことを要求はできなかった。だが我慢はできず、ムラムラしながらあいりちゃんを凝視する。
あいりちゃんも自分からはしてこなかった。とりあえず近くに座る。
もう我慢の限界だったので、とりあえずと手を触った。
そして頑張って声を出す。
僕「本当にしてもいいの?」
あいりちゃん「したいならいいよ…」
声めっちゃちっちゃかった。もしかしたらやっぱりダメとか言っていたかしれないが、都合よくいいよと解釈して、会話を続ける。
僕「身体触ってもいい?」
キモwこんなこと言わねえよな普通w
僕の言葉を聞いて、あいりちゃんは小さく頷いてくれた。
ノータイムでおっぱいに手を伸ばした。服の上からだったが、なんというかこう、エロかった。
あいりちゃんはおっぱいのサイズは控えめで、多分Bもないと思う。ブラジャーを付けている、というよりもブラを添えているだけだった。だが、手を伸ばした先には確実におっぱいがあったと思う。
感動した。感触を一言で表すなら「エロい」。服の上から、しかも貧乳ということもあって、ほとんどおっぱい本体には触われなかったが、確かにそこに存在するであろうおっぱいを服の上から触っていた。
僕のれすてぃんは人生で1番ギンギンのガチガチになっていた。
ぶち込みたい、なんて気持ちは殆どなかった。とにかく手で触って欲しかった。
僕はこの1年間で手コキの素晴らしさを学んでいたため、挿入よりも手コキの方が気持ち良いと確信していた。
もう怯んだりしない。堂々と「触って」と一言キモオタクボイスで囁くと、あいりちゃんは頷いて服の上から撫でてくれた。
天にも登る感覚だった。エロい。エロ過ぎる。幸せだ。
おっぱいを触りながら手で撫でてもらう。この幸せすぎる行為をカラオケ代だけで堪能出来る。そして、さらに刺激を求めた。
僕「ズボン脱いでもいい?」
キモすぎて草wでも脱ぎたかった。やっぱり手で扱いて欲しかったし、出したかった。気持ちよくなりたかったのだった。
あいりちゃんはまたも静かに頷いてくれた。ベルトを外し、チャックを下ろして腰のあたりまでズボンを下ろす。
そこには立派なテントが張っていた。死ぬまでに1度経験しておきたいことが欲しい、あいりちゃんにお願いをした。
僕「降ろしてくれない…?」
あいりちゃん「自分で脱げないの…?」
僕「ごめんなさい脱げます」
無念。
パンツを女の子に降ろしてもらうという夢は叶わなかったが、脱ぐ許可は得たようなもの。
僕はパンツを自分で脱ぎ、大きくそそり立つそれを見せる。そして即座にまたにおっぱいを触った。
あいりちゃんはすぐに握ってくれた。ひんやりしていて柔らかくて、これがJKの手か最高だぜ、という気持ちで快感を得ながら、おっぱいを揉みまくる。揉めるサイズは無かったが、無我夢中でとにかく手をもにゅもにゅさせていた。
僕はすぐにこう言った。手を動かして欲しい、と。
あいりちゃんは無言で従ってくれた。だが、僕はここで現実を突きつけられてしまう。
全く気持ちよくないのだった。
まず、握る力が弱かった。軽く触れてくれる程度で、力など全く篭もっていなかった。
扱く幅も小さかった。先端の当たりを軽く動かしてくれるだけで、それは手コキとは言えない、別の何かだった。
手はひんやりしていて、柔らかくて気持ちいい。だが刺激が足りなかった。男の子の手でしてもらった時の方が何倍も気持ちが良いのだ。
しかし興奮は収まらない。もっと強くしてくれる?なんてことも言ったが、殆ど力は変わらず。おっぱいもよく考えたら全然なかった。僕は揉んでいるという錯覚に陥っているだけだと気づいてしまった。
どこまでしていいのかは分からなかったが、とりあえずおっぱい以外に手を伸ばそうと思った。僕は脚フェチなのでとりあえず太ももに手を向ける。
その女の子は常識に疎いのかジーパンを履いていたので、生脚を触ることは出来ず。くすぐったそうにしていたのがエロかったので合格としたが、僕はもっと触感によるエロを求めていた。
次に、脇のあたりを触ろうとした。だがすぐに避けられた。若干のショックを受けながら、おっぱいに手を戻す。おっぱいは良くて脇がダメな理由がよくわからかった。
直で触りたかったが、脇あたりを触ろうとした時に避けられたショックが原因で、断られる気がして言い出せなかった。
扱く手の強さは変わらない。状況のエロさのおかげでギンギンなのは変わらなかったが、これでは2時間以内に射精なんて到底できない。
もう僕は自分でシコらせて欲しかった。状況がエロすぎてガチガチ、出したくて仕方なかったのだった。
だがこれも言い出せない。というかあいりちゃんにして欲しい気持ちが凄かったので、頑張って続けてもらう。
無言で軽く扱いてくれるあいりちゃんと、無言でブラジャーを撫でる僕。
こんなはずではなかった。僕はあいりちゃんの手で気持ちよくなった後、童貞を捨てる予定だった。そして正式に付き合って、水族館デートに行く予定だった。
人生はそううまくはいかないらしい。エロすぎるこの状況とギンギンのガチガチになった僕、それに反して気持ちよくないあいりちゃんの手コキに似た何か、そしてあるようでやはり存在しないおっぱい。もどかしい気持ちでいっぱいだった。
無言でよく分からないボディータッチをし合う中、いい加減我慢の限界が来た。
僕「もっと気持ちよくなりたい…」
キモすぎる。僕はなんて惨めな生き物なんだろう。
何を期待していたのかはわからない。童貞を捨てたかったのか、もっと手コキをしっかりして欲しかったのか、自分で済ませちゃいたくなったのか。
あいりちゃんは言葉を返してくれた。
「やっぱり今度でもいい…?」
帰ってめぐるでシコろうと思った。
正直納得がいなかった。ここまで来てお預けまじ?って思っていたが、まあそんな所だろう、と冷静にもなっていた。
そもそも僕はママ以外のおっぱいを始めて触れた。そこに本当におっぱいがあったのかは不明だが、きっとあったんだ、と信じている。JKのおっぱいを引きこもりオタクの僕が触れただけで十分幸せだった。
それだけでなくちんちんを触っても貰えた。扱くのは気持ちよくなかったが、ひんやりとした感触に、男の手とはやはりわけが違う柔らかさ。それに小さくて可愛い手のひらのサイズ。可愛くてエロかった。幸せな時間を過ごしたことに変わりはなかった。
あいりちゃんの言葉に「わかった」、とただ一言返し、カラオケを1時間半早く出る。お金は二人分出した。偉いでしょ。
もどかしい気持ち、要するにものすごくムラムラした気持ちを抑えて、再び公園のベンチに座る。
あいりちゃん「どうだった…?」
まあ聞くよね。僕は今回はきちんと答えを用意していた。
僕「とりあえずLINEで話さない?」
カスだとは思う。でも仕方なかった。
僕は思っていることを直接口で言える自信がなかったので、使い慣れているネットの力を借りて会話したいと思った。
あいりちゃんは数秒間の沈黙の後、静かに頷いてLINEを交換してくれた。僕のLINEアイコンはめぐみんだったので、交換した瞬間に警察に通報されないか不安だったが、そのような素振りは見せず、交換を終えてくれた。
あいりちゃんのアイコンはポムポムプリンだった。アナルが好きなのだろうか、とエロいことを考えながら、一旦解散する。
あいりちゃんは家の方向が僕とは全然違ったらしく、来た道を戻っていった。僕はというと、あいりちゃんを見送りながらトイレに入って即致した。すぐに終わってとても気持ち良い思いをした。満足だった。
ながらスマホをしながら、LINEを開いてあいりちゃんと軽く話す。付き合うかの返事をする前に、どうして告白してきたのかを聞いた。
どうやら、高校の周りの仲良い女子が漏れなく全員男持ちらしく、自分もつい最近まで付き合っている男子がいたが、別れてしまったらしい。
それでお祭りで久々に僕と会ったら、僕のことを昔好きだったことを思い出し、変に意識してしまったらしい。そしたら付き合いたくなって、告白してみることにしたらしい。
なるほど、とは思ったが、正直そんなことどうでもよかった。大事なのはその後のこと。僕は質問を続けた。
僕「僕と今日カラオケでしたようなこと、今までにしたことあるの?」
あいりちゃん「元カレと何回かしたことあるし、男友達ともたまにするから慣れてる」
えろw
まぁ、処女ではないんだろうと思ってた。非処女であんなこと軽くOKをしてくれるわけが無い。だが、ガチビッチの線はあまり考えていなかった。割と清楚なイメージがあったので、何故か軽くショックを受けた。
僕もリア友から童貞捨てたLINEを送り付けられたりしたことがあるわけだし、JKなんてみんなこんなもんなんだろうな、と思うことにした。
今度は逆に聞かれる。付き合ってくれるのかどうか。
難しすぎる質問だが、僕は断りたい気持ちの方が強かった。
僕はとても冷静になっていた。付き合う事が良くないことだと、何となくわかっていた。
身体と水族館目当てで付き合うのは最低のことだし、僕はつい最近、身体の関係を持っていた男の子に自分の性格が歪で嫌われてしまったところだった。
僕はバイ・セクシャルなだけでなく、かなり重度のメンヘラだった。
メンヘラをちゃんと治さない限り、特別な関係を持つと相手を確実に傷つけてしまう。そしていつかは拒絶され、僕まで傷つくことになる。こんな思いはもうしたくなかったため、ちゃんと社会復帰してメンヘラとネット依存を治してから、ちゃんと心から好きになった人と付き合おう、と決めていた。
だが、えっちなことをしてくれたら付き合ってあげてもいいよ、なんて偉そうなことを言ったような記憶も残っていた。
ここで断わるのも最低な気がした。でも付き合うのも多分最低だと思う。頭を悩ませていたら、非常にありがたい一言を貰えた。
あいりちゃん「カラオケでしたこと、別に無かったことにしてくれていいよ」
僕は無かったことにした。
僕は「ありがとう」と一言送った後、「ごめん」とメッセージを続けた。返事はすぐ返ってきた。
「迷惑かけてごめん、久々に会っただけなのに告白とかどうかしてた」と謝られた。
「また成人式とかで会おうね」とだけ話して、会話は終わった。
同時に、僕の高校生活最初で最後の青春が終わってしまった。今ではものすごく後悔しているが、この感じだと長続きは絶対にしないので、正解ではあったんだと思う。でもめっちゃ後悔してる。
僕は幸せな経験をできたので満足。そう自分に言い聞かせて、あいりちゃんのLINEをブロック削除した。