わざと落選したんですよ。
本気で政権とるために。
山本太郎氏おそるべし。
山本太郎氏は重度の障害者2名を当選させるために、比例個人得票では圧倒的な93万票もの票を分け与え、自身は落選するつもりでこの選挙に臨んだのだ。
わざと落選?
なにそれ?
負け惜しみだろ?
と思うかもしれないが、とんでもない。
なぜわざと落選?
FNNのサイトにその答えが書いてある。
下記引用。
今回れいわ新選組は政党要件である得票数の2%を確保する見込みである。つまり山本氏は維新の松井一郎代表のように非議員の党首でも党首討論には参加できる。おそるべし。山本太郎氏。
山本氏は当選する必要はなく、政党要件を満たす120万票でよかったのだ。そして議員でなくても、他の野党党首だけでなく自民党の有力政治家よりよっぽど目立つ存在になる。
https://sp.fnn.jp/posts/00047333HDK/201907212136_hiraifumio_HDK
そして自身が見据えているのは、お飾り二院制の参議院ではなく衆議院にある。
下記FNNより引用
ただ今回私が旗揚げした理由は、政権を狙いに行くということをいっておりますので。当然、今回の選挙で私が議席を失ったのなら、次の衆議院になると思います。次期衆院選について「政権選択なので、立候補者100人ぐらいの規模でやらなければいけない」
https://sp.fnn.jp/posts/00047336HDK/201907212253_FNNjpeditorsroom_HDK
とも述べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000009-mai-pol
山本太郎氏は自分の保身のために参議院での1議席など、はなから捨てた。
それは自らの演説でもそうした話を述べている。
政治を本気で変えるなら、自分1人が1議席参議院でとっても意味はないといった話を、演説で語っている。
山本太郎氏は本気で政治を変え、政権を取る気でいる。
この参議院選挙のことしか、自分が当選することしか、考えていない政治家とは違う。
山本太郎氏が当選したいなら自ら比例3位にする必要はなく、特定枠にすればらくらく当選できたし、東京選挙区から出る手もあったのに、それらの選択をあえてしなかった。
落選でもいいと考えていたからだ。
次の衆議院が大事と考えていたからだ。
アンチ山本太郎の人たちが落選確実ニュースがでると、ざまあみろといったニュアンスの投稿をいくつかみたが、まるで見当違いの意見。
彼は落選するつもりでこの選挙に臨んでいたのだ。
これだけ大局をみて、選挙戦にのぞんだ野党や政治家はほかにいない。
その場限りの当選しか考えていない。
山本太郎氏の戦いの本番は、次の衆議院選挙。
そのための参議院選挙として2議席も獲得できたのは快挙中の快挙。
そして山本太郎氏自身は落選したことで、次の選挙のために動ける立場になる。
おそるべし山本太郎氏。
しょうもない野党や政治家に投票するなら自らの1議席をすてて、重度障害者を当選させるために使い、本気で政治を変えようと大局を考えられるれいわ山本太郎氏に次の衆議院選挙は投票してほしい。
今の政治を変えられる本気の政治家は、野党では山本太郎氏ぐらいしかいない。
山本太郎氏はかつての、反原発だけの過激活動家ではなくなったのだ。
・彼のことがよくわかる本
「山本太郎 闘いの原点: ひとり舞台」