全国高校野球選手権福井大会は25日、福井市の福井県営球場で決勝があり、敦賀気比が3―0で丹生に勝ち、2年連続9回目の甲子園出場を決めた。
敦賀気比は3回、四球と内野安打2本で1死満塁とし、3番の杉田翔太郎内野手(3年)の左中間適時二塁打、4番木下元秀外野手(3年)の右犠飛で3点を先制。投げては笠島尚樹投手(3年)が被安打5で完封した。
シード校として臨んだ今大会は、2回戦から準決勝までの3試合は3点差以内の接戦を勝ち切り、決勝では好投手・玉村を集中打で攻略した。東哲平監督(39)は「選手が粘り強く戦った」とたたえた。上間洸太主将(3年)は「甲子園への思いを持って戦い、最高のチームになった」と喜んだ。