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2019年7月25日 紙面から
広島-中日 プロ初先発で5イニング2失点と好投した山本(川北真三撮影)
中日2年目の身長167センチ右腕、山本拓実投手(19)が24日の広島戦(マツダ)でプロ初先発。立ち上がりの1回に先頭打者本塁打を含む2点を奪われながら、5イニングを5安打2失点と踏ん張った。打線はわずか1安打に抑えられて5連敗。山本はプロ初白星ならぬ初黒星となったが、今後に期待を抱かせる力投だった。
赤一色に染まった敵地・マツダに確かな成長の跡を刻みつけた。プロ初先発のマウンドに上がった山本。167センチの小兵右腕が粘りの投球で襲いかかる広島打線の猛攻を食い止め続けた。
初回。先頭の西川にいきなり先頭打者ホームラン。「緊張して球が浮いてしまって…」。菊池涼、バティスタにも連打を許した。一気に試合を壊しかねない状況。だが耐えた。4番以降を打ち取り2失点でしのいだ。
「打者と勝負できていなかった。落ち着いたら周りが見えてきた」。打者を観察し、最適な打ち取り方をイメージする。ファームで培った投球スタイルを思い出すと、本来の姿を取り戻していく。2回以降は無失点。3回2死一塁では4番・鈴木を外角いっぱいの145キロ直球で見逃し三振に切った。自分の球を投げきれば球界を代表する打者でも抑えられることを証明した。
5イニングを投げ5安打2失点。チームの連敗を止めることができず、「初回がもったいなかった。もっと長いイニングを投げられるようにしたい」と悔しがったが、与田監督は「よく投げた」と評価。さらに次回登板についても「もちろん」と示唆した。
兵庫県内屈指の進学校、市西宮高からプロ入り。だが待っていたのは強者だらけの世界だった。「圧倒されました。これはすごいところに来てしまったな、と」。心に宿った弱気の虫は相手にも見透かされる。昨季はウエスタン・リーグで16試合に登板したが、勝負どころで打たれ、一つも白星を挙げられなかった。
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