［競馬］アイビスSD　２年連続掲示板　レジーナフォルテ、今年こそ１着だ！

　相性抜群の舞台で重賞初Ｖを決めるか注目だ。レジーナフォルテはこのレース、２０１７年（３着）、１８年（４着）に続き３年連続３回目の挑戦となる。新潟芝直線１０００メートルに限れば【１１１３】で、１６年８月に初勝利を挙げた思い出深いコース。同馬を管理する佐藤師も「相手は強くなるけど、１２００メートルから１０００メートルになるのはプラス。うちの馬も条件がいいコースだからね」と金星ゲットを狙っている。

　前走のバーデンバーデンＣは２番人気に支持されて５着。好スタートを切って２番手からレースを進めたが、直線で伸び脚を欠いた。同師は「馬場も合わなかった上に、左前も落鉄。それが敗因の全てとは思わないけど、最後までしっかり走り抜いてくれた」と力負けとは認めていない。

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　今年５戦目となる今回は、中１週とローテーションの間隔が詰まっている。それに加えて、道悪馬場を走り抜いた後で、状態面が一番重要視されそうだが「中１週での参戦になるけど、状態はすこぶるいいですよ。かえって気持ちにスイッチが入っていいのかもしれない」。デビューから丸３年、大きなけがもなく“無事是名馬”の道を歩んで、今回が通算３０戦目と節目の一戦を迎える。

　１７年の芝１４００メートルの中日スポーツ賞ファルコンＳは１５着、芝１２００メートルの昨年のセントウルＳは１３着と歯が立たなかったが、直線重賞では２戦とも掲示板を確保。年に１回しかない最高の舞台で“強い女王”（馬名の意味）が本領を発揮する。　

　　（米内宏一郎）