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【芸能・社会】

加藤浩次、次の一手は? 吉本経営陣の退陣引き出せず

2019年7月24日 17時39分

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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が24日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演し、前夜23日に行った吉本興業の大崎洋会長(65)との緊急会談を報告した。22日の同番組で「この経営陣が代わらないなら俺は辞める」と表明したが、両者の進退結論は持ち越し。なんとも「スッキリ」しない結末となった。

 “狂犬”の表情にも戸惑いの色が浮かんだ。番組冒頭で前夜に3時間話し合ったことを明かし、「大崎会長は今の体制で何とか吉本を変えていきたいんだって話をされました。いろんな改革案も聞かせて頂きました」。加藤が要求した経営陣の刷新ではなく、現体制での改革について説明を受けたという。

 加藤は「宮迫さん、亮の会見をみて、こんなことを芸人にさせる会社にはいられない。今の経営陣が変わって頂かないと辞めるって言ったので。その話はしました」と退陣要求を直談判したという。しかし、結論は出ず。「合致点がなかなか見つからない。芸人サイドの意見として伝えても、会社の考え方というのが1個あってずーっと平行線」。大崎会長から「1回持ち帰らせてくれ」と言われたという。

 「ハリセンボン」の近藤春菜(36)が「大崎会長の意思は固いってことですか」と質問すると、スイッチが入った。「自分が会社を変えるべきだという意思が強い」と説明しつつも、「(22日の)岡本社長がやった会見をそこまで悪くないっていうのには『ちょっと。う~ん』っていうのはあった」と苦い表情を浮かべた。

 芸人側の急先鋒(せんぽう)は「僕自身の意思は固い」と強調するも、大崎会長は「今、決めることはできへん」と返答。これからも話し合いを続けるという。

 

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