本土から来た(新沖縄人)に洗脳される沖縄の若者たち

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沖縄で暮らしている若者たちの間で、カルト宗教が震源となっているネトウヨデマがかなり流通していることがわかりました。しかも、交友範囲が地元だけで完結していたり、シングルマザーなどで生活に余裕のない人ほどネトウヨのデマを信じる傾向にあり、「玉城デニーさんが知事になったら中国に占領される」という話をしていました。


沖縄は昔から日本兵とアメリカ兵が共同で中国からの侵略から守ってきた場所で人種が違えど皆で仲良く暮らしてきた土地。
ところが最近は中国や韓国から工作員が潜り込み亀裂を作ろうとしている「沖縄2紙は偏っていて、一番偏っていないのは八重山日報だ」という認識を持っていました。どうしてそう思っているのかを聞いたら「みんな言っているから」で、そう言って回る街宣車が走っていて、そういうのを見ると偏っていると感じるそう。「米兵の不祥事は新聞になるけど、米兵が良いことをしても新聞には載らない。だから、フェアではない」と言うのです。ただ、そもそも新聞というのは事件を載せるものであり、実際に新聞を読んでみると、当然のことながら、日常のさまざまなニュースを載せており、どこかで誰かが飲酒運転で捕まったという話まで載っている。事件が起こるたび、沖縄の人たちが大騒ぎしてきたから、最近では米兵の身柄が引き渡されることになりましたが、昔は殺人やレイプなどの凶悪犯罪をした米兵が何の制裁を受けることなく、のこのことアメリカに帰国し、日本人は泣き寝入りさせられていたのです。だから、米兵の事件に過敏になるのは当然なのですが、若者たちはそれさえ理解していないため、「米兵だけ悪者にされている」と考えており、どうしてそんなことになっているのかと言うと、「基地に反対している人たちが米兵を悪者にしようとしているから」なのです。つまり、戦争の歴史だけでなく、つい最近の事件の歴史さえ、誰一人として理解していないというわけ。「辺野古に住んでいる人としては、辺野古基地には賛成ですか? 反対ですか?」と聞いてみると、答えは「大賛成」。

 どうして賛成なのかを聞いてみると、「基地ができたら経済が潤うし、軍用地を持っている人たちは何もしないで遊んで暮らしていけるから」だと言う。



 しかし、辺野古基地は海を埋め立てて作られるため、「軍用地」という概念が存在しません。漁業権はとっくに放棄され、「軍用地の権利で遊んで暮らしていける」という人が存在しないのです。その女のコに「あなたの家は軍用地を持っているのですか?」と聞いてみたら、「私たちは持っていないけど、みんながそう言っている」と言う。経済にマイナスの効果しかないのに、米軍が来たら街が潤うと思っている。辺野古に住んでいる女のコでさえ、辺野古基地で反対しているのは「送迎されて、お弁当をもらって、給料をもらっている県外の人がほとんど」だと思っていて、「実際に確かめたの?」と聞いたら、「基地の前は何度も通ったことがあるけれど、顔やしゃべり方が明らかに県外の人だった」と言うのです。話しかけたことはないし、確かめたこともないけれど、みんながそう言うからそうに違いないというわけです。

 こうやって誰も確かめたことがない噂話が、さらにSNSの波に乗って拡散されている現実。そこで見たものを伝えてくれる人がいない。



 実際には基地に近く、酷い騒音に悩まされ、墜落リスクが高まることもあって、辺野古で暮らしている人たちの土地の価値は下がり、ただでも田舎で買ってくれる人がいないのに、ますます買い手がつかない二束三文の土地に成り下がるだけだと思いますが、「難しいことはよくわからない」。だから、必要なのは根気良く語り合う事、させる事です。たくさんの人に話しかけ、すべてを可視化できる形で見せ、自分で見たもの、自分で聞いたこと、自分が体験したことをリアルで語る平和主義が、これほど尊いものだと思いわない。もっともっとリアルな話をたくさんの人に伝えていく。(選挙ウォッチャーちだいより一部引用)

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