俳優松坂桃李(30)と韓国の人気女優シム・ウンギョン(25)がW主演する映画「新聞記者」の大ヒット御礼舞台あいさつが23日、東京・新宿ピカデリーであり、主演の2人が登場した。
真実を求めるメディアと隠蔽(いんぺい)を狙う官邸の攻防を描いた社会派サスペンス作品は全国で33万人の観客を動員(22日現在)。イベントでは各地の映画館の支配人の「連日満員で、客席から拍手がありました」などヒットぶりが紹介された。
ウンギョンは「上映後に客席から拍手が起きるなんて私の映画では初めて。感激です。計り知れません」。松坂も「支配人の感想が聞けるのはなかなかないこと。ありがたい」と続けると、突然ウンギョンが「おおきにです」と関西弁を披露した。「大阪の支配人の話も出ると聞いていたので。練習していました。すいません」と苦笑した。
この後も、ウンギョンは観客の代表から花束を贈呈されると「計り知れません」とお気に入りのせりふを繰り返した。