お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が22日、司会を務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演。闇営業問題で吉本興業から契約解消された宮迫と謹慎中の田村亮の謝罪会見に言及。吉本の幹部に不信感を示し、「取締役が変わらないなら僕はやめる」と激怒しながら訴えた。
加藤は会見での宮迫らについて「本来はお笑いをやる人間。涙流して謝罪会見して悲しくてつらかった」としつつ、「会社に対して怒りを覚えました」とキッパリ。吉本の大崎(洋)会長に向けて「取締役として代表権持っている会長にも責任がある。全体の問題だと思う」とした。
「ダウンタウン」の松本人志(55)が、21日放送のテレビ番組で「(会長の)大崎んがいなくなったら僕もやめる」と発言。これに対し、加藤は「大先輩に対して口をきくのはおこがましい」と前置きし、「(大崎会長は)松本さんとずっとやってきた同志だと思う。僕は後輩ながら言わしていただきますけど、会社のトップなんです。みんなつらい思いをしていて、会社のトップが責任を取れない会社って機能しているのかなと思う」と訴えた。
宮迫らにパワハラ発言をした岡本昭彦社長については「岡本さんよく知ってますけど、そういう事する人。どう喝みたいなこと言う人だというのも知ってます」と証言した。
さらに「今の経営陣全部刷新するのが一番いい。新しい形でスタートするならいくらでも力を貸します」と語り、「今までの旧態依然とした人間が残ってると何も変わらない」と強調。「新しい会社を松本さん中心に作っていただきたい。変わらないならこの会社にはいられません」と繰り返した。