ふ化しかけの卵など大量密輸、ベトナム人留学生の女逮捕

　孵化しかけのアヒルの卵３６０個などを密輸したとして、ベトナム人留学生の女が警視庁に逮捕されました。

　「ベトナム人の女が今、捜査員に連れられ出てきました。どうして卵を持ち込んでしまったのですか？」（記者）

　「・・・」（ベトナム人の女）

　逮捕されたのはベトナム人留学生のハック・ティ・フオン・リン容疑者（２３）で、先月１３日、ベトナムから日本に入国する際、アヒルの卵３６０個、およそ２５キロと、豚の生肉およそ１０キロをダンボールなどに入れて輸入した疑いが持たれています。

　豚肉からはアフリカ豚コレラウイルスの遺伝子が検出されました。

　アヒルの卵はベトナムで国民食として親しまれている孵化しかけのもので、ハック容疑者は取り調べに対し、容疑を認めているということです。