さ~て、今日は、讀賣新聞(6月9日版)日曜の朝に・・・を話題にします。

 

文章は、伊藤剛寛・編集委員によるモノです。以下、同文を転載致します。

 

尚、主旨が変わらない程度で小職が書き換えています。

 

先月帰省した折、福岡県太宰府市の坂本八幡宮に寄った。新元号ゆかりの地だ。

 

出典となった万葉集の一節の舞台だった可能性がある。

 

参拝者の行列の中、中学生とおぼしきグループから、「令和」の声が時々聞こえてきた。

 

元号発表後、そのアクセントが話題になった。

 

「れ」が高い「頭高あたまだか型」(明治など)なのか、下がり目がない「平板型」(平和など)なのか。

 

行列の中学生は平板型に聞こえる。

 

そういえば元号発表後、テレビの街頭インタビューに、年配者が頭高型、若者は平板型で答えているのを見た。

 

東京外国語大学名誉教授の井上史雄さん(社会言語学)は、「元号は、『平成』など2字4拍では平板型、『明治』など2字3拍で頭高型になる傾向があるので、令和は頭高のはず」と話す。

 

「ただ、日本語のアクセントは全体として平板化が進んでいます」

 

1970年代頃に、外来語で平板化が目立つようになった。

 

ドラム、サーファー、バイク――。

 

元々は頭高だったものの、その分野に詳しくなると平板化するため、井上さんは「専門家アクセント」と名付けた。

 

外来語に限らず、平板化している言葉は多い。

 

「電車」「紅茶」「かなり」「前」などなど。最近は、「~じゃね?」という言い方が首都圏で広がっており、~部分が平板化する。

 

「あめじゃね?」では、「雨」も「飴」と同じになる。

 

北関東方言の影響が考えられるという。

 

周囲の会話を思い返すと、40代、50代の知人も使っている。

 

「頭高型より、平板型の方が発音は楽。省力化できます。日本語の歴史で平板化の方向性は変わらず、これからも進んでいくでしょう」と井上さん。

 

さて、令和のアクセントについて放送局に聞いてみた。頭高型がテレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ、平板型がTBS。

 

NHKは「両方認めている」、日本テレビは「決めておらず、柔軟に」という。

 

「今のところは」とする放送局も多かった。

 

頭高型に限らないこれら様々な対応が、言葉の変化の断面を映しているのかも知れない。

 

と、言う事です。小職はたいへん興味深く読みました。皆さんは、如何ですか?

 

では、今日の小職の予定です。

 

今日は、撤退を決めた事案に対処します。併せて(合間を縫って)、NPO法人事案に御します。

 

そして、大学授業対応もしなければ・・・。