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審判自体を回避できなくとも、審判による被害を最小限に抑えたい

 審判回避プロジェクト

317聖マリア病院での記録映像


 公開されている動画

■お父様が聖マリア病院に緊急入院された時の短い動画がYoutubeにUPされています。公開日が2018/10/14 で、現時点での視聴回数は31,890です。説明書きの訳は「初めて公開される統一教の創始者、文鮮明真のお父様の聖和(死去)直前の眼光は相変わらずだったようだ。映像の出所は墓まで持って行く。御聖体(玉体)はどこに安置してあるのだろうか」です。

投稿者は韓国人のようです。「映像の出所は墓まで持って行く」とありますので、自分の信念で投稿したのだと思います。画面下部に全部が見えないように細工をしていますので、ある種迷いもあったのでしょう。既に3万名以上の人が見ていますから、評判になっていたと思われますが、私は知りませんでした。

この動画は王様が責任者に渡されたものであり、公開についてはその責任者に一任されました。江利川会長はこの動画を受け取り、日本サンクチュアリの当時の救命ボートに登録された人の内、全国40名ほどの人達が東京に集まった会議(2016年3月頃)の場で、この動画を公開するかどうかを議題にしました。その時参加者全員でこの動画を見ましたが、今は公開の時期ではないという意見がいくつか続いて出たので、江利川会長が公開しないことに決定しました。


■この動画は王様が8月15日に撮影されました。私は元のYouTube動画に日本語字幕を入れてみました。訳は以下です。

□王様: アボジ、元気出してください。
□オモニ:アボジ、元気出して下さい。
□王様: アボジ、愛しています。
□國進様: 愛しています、アボニム、愛しています。
□王様: アボジ、私達来ました。オモニムもいらっしゃるし、國進兄さんもいます。私達もいます。
□オモニ:…(聞き取れない)、アボジ、愛しています。アボジ、元気出してください。
□王様: アボジ、愛しています。
□オモニ:アボジ、本当に感謝しています。アボジ、力をもう少し出してください。出来ますよ、そうでしょ?アボジは何でも出来ます。
□王様: 出来ます。

 8月15日のお父様

■お父様は2012年8月12日、無理矢理に聖マリア病院から退院されましたが、病状が悪化し、翌日13日の午後に清心国際病院に行かれました。しかし、そこでも対応が難しいので聖マリア病院に戻るということに決めていたところ、お粥の誤嚥があり、直ちにSUV車で聖マリア病院に向かいました。到着20分前にはお父様は大変苦しまれ、もう30分遅れていたら手遅れであったと医者に言われました。

□石俊淏会長:ソウル聖母病院207号室に入室された真のお父様は、直ちに応急措置を受けられました。夜中でしたが、ここそこから非常呼び出しを受けて駆けて来た医師たちだけでも5~6人、看護婦たち7~8人、各種の応急手当の装備が数台…、まさに戦争を彷彿させるような、(聖母病院到着までの)1時間程の闘いでした。(2012.8.30)

■お父様は13日の夜中に処置を受け、翌14日は麻酔が効いていました。そして15日に意識が戻り、動画はこの日のものです。王様はお父様は2日後には元気な姿で訓読会をすると言われるのではないかと思っていたと語られましたが、この動画の会話には、そのような楽観的な雰囲気が表れています。お父様は目をパチパチしておられ、このまま容態が悪化を続け、21日後に聖和されるようにはとても見えません。

聖マリア病院のアボジ

 8月14日聖和式の準備開始

これから数日後に、お父様の命を巡って韓氏オモニ側と王様側が厳しく対立し、死闘が展開されることになるとは、誰も予測できませんでした。江利川会長は8月14日に清平で聖和式の準備が始まったことを以下のように証言されました。

□江利川会長:そのことで、私が思い出したことがあるんですけど、8月14日なんですね。お父様が危篤になられたのが8月13日じゃないですか。8月14日が光復節の前の日で、慰安婦問題でサタン側の方が1千名のデモをするということになっていました。ところがものすごい雨が降っていたんですね。その時、その日なんです。

ものすごい雨が降って、サタン側どうなったかなと思っている時に、清平に、夫がリーダーで勤めている日本人の妻から、電話があったんですよ。「江利川会長、自分は絶対にこれは秘密だけども、江利川会長には申し上げなきゃいけないと。今、お父様は危篤で、そして清平ではお父様の聖和式の準備をしています」

8月14日です。私は「えーっ!」と言って「そんなことはないでしょ!私達は必死に今、精誠尽くして、お父様はそんなことあるはずない」と言ったんですが「いえ事実です。絶対秘密です」って言って。だからもう、そういう準備をしていました。(2016.4.11)

■この動画で、韓氏オモニはお父様を思いやっているように見えますが、この前日に聖和式の準備を命じていることを知って見直せば、どこかオモニの仕草にはよそよそしいところがあります。まさか「真の母」が「真の父」に対して殺意を抱いていたとは、誰が想像できるでしょうか。王様はそれを知った時の驚きを、黙示録17章5節(その額には一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらの母」というのである)を引用しながら、以下のように語られました。

□亨進様:お母様は50年間この謎を隠していました。私達はお母様が痛みや恨みを持っていることを知っていました。しかし、私達はお母様がお父様に対してこのように復讐心を持っていたとは知りませんでした。(2015.9.13)

□亨進様:これを誰が知り得たでしょう。奥義であったというのです。50年の間、お父様に侍り続けながら心の奥底に大きな秘密があったのです。その秘密とは何か。「お父様のために皆が集まると思いますか。私がいるためにこの教会は滅びないのだ、私がいるから、この教会は成功しているのだ」バビロンの秘密です。「私が清い血統であるためにお父様を救った、お父様の淫行を防いだ」「実は私が独生女、メシヤ、神なのでお父様は成功することができる」という、このような秘密です。(2015.9.16)


 21日間続いた十字架

■この動画に見るように、お父様は口から人工呼吸機(生命維持装置)のホースを、喉から声帯を経由し、気管に入れたまま、21日間を耐えられました。生涯み言を語られたお父様に、これ以上の十字架はありませんでした。王様は2012年8月26日、天福宮の日曜礼拝で以下のように語られました。

□王様:(通訳)お父様が呼吸をすることができるように、大きなホースが首の中に入っています。そのホースは長い間喉に入っていると喉に張り付いてしまうのです。ですから、今週、バクテリアに感染してはいけないので、そのホースの交換をしたのです。今まで私達がお父様の面会に行く時、ホースがお父様の口に入っているんですけれども、よく見えないプラスチックの部分があったんです。そのプラスチックの部品が口を覆っていたんですね。

しかしそれを交換したので、今週交換しますので、非常に不便で、そのチューブを、ホースを噛んだんですね。そして歯が一本抜けてしまいました。非常に苦痛を受けるそのような姿でした。歯が抜けるほどに噛まれたんです。そしてそのプラスチックを外したので、私達もお父様にお会いしに行く時に、非常に苦痛です。いつも強いお父様のお姿を見ていたのに、そのように横になって口も隠すことができないので、いつも半開きのままで、非常に体が不自由ですから、今週医師が決定を下すことでしょう。

何かというと、喉にホースが入っていますから、喉に穴を開けるかどうかという内容を、今週決定が下される予定です。皆さん、考えてみて下さい。生涯み言を語られた、そのような生き方をされたお父様が、そして常に動かれ、そのお父様がもう2週間、縛られて、非常にたくさんのホースがつながれていますから、手も縛られた状態です。それらを外してはいけないので、危険ですので縛られた状態ですし、ホースがつながれていますから、しゃべることができません。

この状態は十字架よりも苦しい状態だと思います。今週、お父様にお目にかかって、お父様は今、十字架に架かっておられると、そのように感じました。十字架に釘付けにされたイエス様も数時間でその苦痛が終わったのに、お父様は同じ場所で毎日毎日…。私のお父さんではなく、皆さんのお父様です。世界のお父様です。(2012.8.26)

■喉に穴を開ければ声帯を経由したホースを除くことができるので苦痛が軽減し、声も出すことができます。しかし、韓氏オモニの反対で喉に穴を開けることはできませんでした。

最後の晩餐

 徳野会長への失望

■この動画撮影の数日後に、世界から呼び集められた大陸会長達がお父様に面会します。当時徳野会長は東北大陸(旧ソ連・モンゴル・中国)会長でした。

□徳野会長:真のお父様の病室に入れていただいたとき、13本の管を体にお付けになったお姿に衝撃を受けました。私はそのときはっきり分かったのです。お父様は間もなく霊界に行かれるだろうと。そして次の瞬間に脳裏をよぎったのが、私自身ももちろん、どの食口も一度たりとも経験したことがない「お父様が地上におられない統一教会」の時代にいよいよ入るのだということでした。私は「信仰観を切り替えなければならない」と思いました。(中略)

そして「地上においては、真のお父様中心の信仰の時代とも言うべき統一教会の歴史の第1章が終わり、真のお母様中心の信仰の時代ともいうべき第2章が始まろうとしている。すなわち、統一教会の第2幕が開けるのだ」と心に深く刻み込んだのです。(2016.10.16「世界家庭」2016.12月号P.19〜)

■全食口が3日断食したのが8月17日〜19日です。この段階で「13本の管を体にお付けになったお姿に衝撃を受けました。私はそのときはっきり分かったのです。お父様は間もなく霊界に行かれるだろうと」や「私は信仰観を切り替えなければならないと思いました」というのは早過ぎると思います。この変わり身の早さにはガッカリです。

 荒唐無稽な移送の理由

■面会する韓氏オモニはビニールのエプロンと手袋をしています。面会は1日に1、2回であり、1回に2人ずつ、それも20分と厳しく制限されています。韓国でもトップクラスの国際的病院の集中治療室が「限りなく劣悪で不潔な所」であるというのが、信じられないことに、お父様を清平国際病院に移送した理由の一つなのです。

□石俊淏会長:実は総合病院の重患者室というのは、医学的には厳格に保護されて徹底的に管理されている所であることには間違いないのですが、霊的な雰囲気や環境としては限りなく劣悪で不潔な所でもあります。ある日には一日に何人ずつも死んで行くこともあり、また面会の時間になって訪問者たちが群がって来ると電車のホームのような雰囲気にもなります。重い病気の患者ですから、免疫力がほとんど0まで落ちている真のお父様のご聖体にどのような病菌が侵入してくるかも分からない状況になるのです。

■「夜中でしたが、ここそこから非常呼び出しを受けて駆けて来た医師たちだけでも5~6人、看護婦たち7~8人、各種の応急手当の装備が数台」という緊急出動で助けてもらいながら、このようなことをよくも言えたものです。

阿部美樹聖マリア病院アボジ

 阿部美樹のウソ

■2016年2月29日にYouTubeに公開された動画「真のお母様の生涯とサンクチュアリ教会問題」(31:12〜)で、阿部美樹講師は以下のように語っています。

□阿部美樹:9月2日、真の家庭が集まり、お父様の好きな歌を歌い、手足を揉まれました。夕方から血圧、脈拍数が落ちて行きました。お母様を中心に聖歌を歌い、お父様を送る厳粛な時間を過ごされました。そして4日目の9月3日、午前1時54分、お母様と共に「サランヘ・アボニム」を歌い、見送る中で聖和されました。それから直ぐお母様は医療装置を外すように指示されました。(2016.2.29)

■病院で誰かが死んだ時には、必ず医師が脈拍等で死亡確認して、家族に死亡宣告することになっていると思います。危篤状態のお父様が聖和して行かれる状況なのですから、必ずその場に医師がいてそれを行っているはずですが、そのことへの言及がありません。そして「それから直ぐお母様は医療装置を外すように指示されました」というのですが、これはおかしなことです。

お父様を見送る病室の中心は、韓氏オモニではなく医師です。医師がお父様を見守りながら心肺停止を確認し、臨終を告げ、医師自ら医療器具を外すか、看護師にそれを命じるはずです。素人は医師のやることを見守るしかありません。それなのに、どうして韓氏オモニが口を挟むのでしょうか。

阿部美樹講師は終始韓氏オモニが中心にいて主導権を握っているかのように語り、最後は「それから直ぐお母様は医療装置を外すように指示されました」というのですが、現実的にあり得ない話です。普通なら妻は泣き崩れ、誰かにすがらなければ立てないし、歩けない状態でしょう。それも夫の危篤状態が21日間も続いた後なのです。

もし韓氏オモニが主導権を握っていたのなら、いたで、なぜそれほど元気なのでしょうか。江利川会長はお父様危篤の報に接し、韓氏オモニを心配したそうですが、会ってみると元気だったとのことでした。ようやく自由の身になれるという希望で、気分が高揚していたのかも知れません。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
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e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
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