一面一票、私はもう投じました SKE須田さん
参院選が二十一日に投開票を迎える。若い世代を中心とした投票率の落ち込みが懸念されているが、本紙愛知、岐阜、三重県内版でコラム「てくてく歩いてく」を執筆し、選挙啓発活動にも積極的に協力するアイドルグループ「SKE48」の須田亜香里さん(27)は投票日に向け「未来は変えられる。自分の一票に影響なんてないと思う人ほど投票してほしい」と呼び掛ける。 (聞き手・石井宏樹) -SKEや友人の間で選挙は話題になりますか。 「難しくて身近でない」というイメージで、正直あまり話題に上りません。ニュースや会員制交流サイト(SNS)など多様なツールを通じて、一人一人の候補者の思いをもっと分かりやすく伝えられるようにしてほしい。そうすれば若者も、一緒に国のことを考えていると共感できるはずです。 -政治に求めるものは。 選挙の時には新聞などで公約が出ますが、実現までの道筋も具体的に示してほしい。次の選挙への判断材料にもなります。 -愛知県の選挙啓発ユニット「ミライミツメ隊」の一員を務めていますね。 年金問題など将来への不安が大きな問題になっています。投票を通して自分たちの意見を表明することが、自分たちで未来を変えるきっかけになると伝えたいです。 -今回の参院選の投票は。 仕事の合間に期日前投票に行きました。家族でこれまで話してきたことを基に明るい未来になってほしいとの思いを込めました。 -昨年名古屋市で開かれたAKB48世界選抜総選挙では二位に。票の重みをどう感じますか。 多くのファンに自分の頑張りを知ってもらい、共感してもらえてうれしかったです。でも、選挙前だけのアピールではだめ。今まで投票していただく立場だったからこそ思うのは、選挙がない期間にこそ、本当の熱意が試されるということ。政治家の皆さんも同じように感じるのかなと、つい感情移入してしまいます。 参院選は、私たちの総選挙と違って一人一票。とても重みがあります。「自分の票なんて」と思っている人は多いかもしれないけれど、その人たちが投票すれば大きな力になります。 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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