那覇空港で21日午後1時15分ごろ、ソウル行きの韓国アシアナ航空171便エアバスA321が、管制官の指示に反して滑走路に入り、着陸しようとしていた久米島発の日本トランスオーシャン航空212便ボーイング737がやり直すトラブルがあったことが22日、分かった。アシアナ機は滑走路の手前で待機するよう指示されていた。
国土交通省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官3人を派遣し、詳しい原因を調べる。アシアナ機は乗客乗員155人、トランスオーシャン機は59人がいたが、けが人はいなかった。
国交省は22日、アシアナに再発防止を指示。韓国政府にも「適切な監督」を要請した。アシアナ航空は「原因を究明し、再発防止を進める。調査にも協力する」とのコメントを出した。〔共同〕
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