パッキャオ戦を中継したWOWOWで解説を務めたWBAミドル級王者の村田諒太(33)=帝拳=は「ペース、ポイントの取り合いで、本当に面白い試合だった。パッキャオは(接戦の)10回にボディーを効かせるのがすごい。やっぱりスーパースター。33歳でしんどいとか言ってられません」。40歳ながら衰えを見せないスーパースターの闘いぶりに目を輝かせた。
自らは現在充電中。「試合のダメージもなく、息子とキャッチボールをしたりしています」と笑い、今週いっぱいは休む予定だ。次戦については契約している米プロモート会社大手「トップランク」と所属ジムの本田会長に原則“お任せ”だそうだが、本人は「(同級2団体統一王者)カネロや(同元3団体統一王者)ゴロフキンのような、自分の心が盛り上がる相手とやりたい」と語った。