NeoとOntology、「次世代のインターネット」プロジェクトで提携
中国の主要パブリックブロックチェーン(BC)であるNeo(NEO)とOntology(ONT)が手を組み、クロスチェーンのプラットフォームを作り、次世代のインターネットを開発すると発表した。
Ontologyの発表によると、相互運用に関するソリューションを記載したホワイトペーパーを19年の第3四半期に発表し、プラットフォームがリリースされるのは第4四半期という。
「プラットフォームが成長するにつれ、我々は先陣を切って協力し合う道を進み、スマートエコノミー構想を推し進めるための次世代のインターネットを開発することにした」とOntologyは述べた。
「グローバルなクロスチェーンのプラットフォームの基礎を開発することで、数多くの現実社会の抱える困難な問題への解決策とユースケースを届けることを楽しみにしている」とNeoの創設者ダ・ホンフェイ氏は述べており、「グローバルなクロスチェーンのプラットフォームの開発」により多くのプロジェクトや企業が参加してくることを奨励した。
またOntologyの創設者リ・ジュン氏も今後現実社会に即したユースケースを様々な産業で見い出すために、BCアプリケーションの開発に一層力を入れていくと発言。
プロジェクトを進めるために「Neoはプロトコルや、デジタルアセットを最大限生かすことのできるコンポーネントの開発に力を入れ、Ontologyは従来どおり、分散型のアイデンティティフレームワークを開発していく」とした。
彼らによると、相互運用性をもつプロトコルは下記のような特徴を備えている。
・チェーン間で共食いが起こらないように、そのネットワークのみのトークンを発行したり、スマートコントラクトをサポートしない。
・既存のBCプロジェクトにプロトコルレイヤーの変更を要求しない。
・分散型アプリケーションの範囲を広げるため、スマートコントラクトがチェーンをまたいで相互に作用できるようにする。
・チェーン間でのトランザクションや作用に関して楽観的なセキュリティを持つ。
19年7月18日8時35分(UTC)時点、ONTは直近1時間で2%の下落、24時間では9%の上昇、NEOは直近1時間で1%の下落、24時間で10%の上昇となっている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/neo-and-ontology-partner-for-next-gen-internet-project-4267.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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