2016年04月28日

32bitのパソコンで4GB以上のメモリを利用する

サーバー用32bitのOSをつんだパソコンでは4GB以上のメモリをつんでいても使用でき、これを転用する方法を編み出した人がいるようですのでその紹介
普通の32bit Windowsでは3.2GB程度までしか認識されないのを使えるようにできます
PatchPAE,PatchPAE2,PatchPAE3
というツールのいずれかを使います。

PatchPAE2まではコマンドを自分で打って改造する必要があります
PatchPAE3はなかにあるスクリプトを実行することで設定を一括でしてくれるようにもなります。ただしロシア語なので説明書が読めないという不都合と、スクリプトがキリル語フォーマットなのでフォーマットの変換が必要です。

以下手順;
0.ファイルをダウンロードします。このときexeだけでなくUSB用のドライバも付いてきます
http://rutracker.org/forum/viewtopic.php?t=4694409
ファイルはtorrentで配布となっています:fix128v42.torrent fix128v46.torrent
1.exeファイルを解凍します。7zという変わったフォーマットなので、専用のフリーソフト等が必要です(expliz,lhmeltなど)
pachPae3_03.gif
2.ntk128gb.vbsを文字コードを指定して開きます。
 emeditor(フリーソフト)を起動→ファイルを開く→エンコードを指定(キリル語)ntk128gb4.vbsを開く→ファイルを保存shiftjis文字コード
 greenpadやmaryなどのフリーのテキストエディタでもできるかと思います
2.2.本ファイルのロシア語部を翻訳すれば日本語解説が見れるようにはなりますが(次項の画像のように)、たいへんなのでお勧めはしません。余計なところをいじってしまって正常に動かなくても困りますし
3.ntk128gb4.vbsを実行します。基本は上部の設定をいじらずに、右下のボタンを押せば一括設定してくれます。(画像は実施済みなので、削除ボタンに換わっています。)
pachPae3_01.png
4.再起動すれば設定が反映されます。起動時に選択肢が出るようになりますが、4Gbとなっているほうを実行することで4gB以上が使えるようになります
pachPae3_02.png
5.お好みでUSBドライバを書き換えます。不具合が出るようなのでその対策と思います。XPなら2003, windows7なwindows2008用をコピーすることになります。ただし、セキュリティの関係でwindowsのそのままの設定では書き換えはできないかと思いますので注意です。
「Trustedinstallerからアクセス許可をもらう必要があります」と出るのでそのままでは書き換えられない
一番簡単なのはUSBメモリにインストールできるlinuxを用意。
→PC起動時(電源押した直後から)F12を連打→起動用ドライブとしてUSBドライブを指定→linuxが起動→ドライブのアイコンからファイルを操作。HDD内のファイルをコピーペースト(兼バックアップ)。再起動がよいかと思います
なおこのファイルはUSB2.0用のようです。3.0が付いているPCでは個別にアップデートをしておいたほうがよいかと思います(intelのドライバの場合)。

補足:
USB系のドライバ更新しない状態では当方環境の不具合として下記が見られました
・USBデバイスの抜き差しで、USB機器全部(マウス、キーボード)が使用不可になる症状がみられるときがあります
・スタンバイからの復帰でUSBを見失うため使用できない(スリープ後1分程度ならば復帰は正常なのですが)


posted by okoya at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品レビュー | 更新情報をチェックする
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