過去の自分も反面教師

私の母は好奇心旺盛で趣味も多く
そして雑貨が大好きでした



たくさんの素敵なモノたちとの
出会いを繰り返すうちに
自分でお店をしたい！
と思うようになりました
そんな夢に先走って
計画を立てるよりも先に
仕入をしてしまったんですね



家の中が仕入れたものたちで埋め尽くされ
父にとって心地よいと感じられない空間で
『雑貨屋さんをしたい！』
と相談しても
父が気持ちよく賛成してくれるはずもなく…



『本気で雑貨屋さんをしたいのに
「そんなんで食っていけるか！」
って、お父さんが反対するんよ』
とこぼす母に私は
『ほ～ら！
私がしたいことに反対ばーっかりしたから
自分に返ってきたんよ！
やりたいことを頭ごなしに反対される気持ちが
これでよく分かったでしょ！』
…
…
って言いました

今の私ならもっと違う会話ができたんですけどね…
言ってしまったこと
やってしまったことは
なかったことにはできません

あの時以来、母とはその会話をすることはありませんでした

実家の経済状態から見て
母の願望を叶えることは非現実的で
父の判断は決して間違いではなかったと思います

だとしても人が話そうとしていることは
最後まで聞いておけばよかったと
そんな悔いが残りました

実家の片づけをしていると思い出す母とのやりとりです

悔いるだけならそれで終わり
でも悔いたことすらも使い方次第で
人生の役に立つこともあります

私は面白い会話ができる性質ではないから
せめて人の話を途中で遮らずに聞こう
と思えるようになったことは
今の私にとって確実にプラスになっています

さて、今日は珍しく日曜日だけどお仕事です
いい一日だったと思える仕事をしてきたいと思います