東大はゆずれない!







7月ともなると、さすがに現実を見なきゃという空気になるかもしれない。今年の現役生は来年度から始まる共通テストがまだ不透明だから浪人はしたくない。全統記述模試で総合偏差値60しか取れなかった。今からじゃ東大なんて間に合わない。だから志望校を早慶・東工大・お茶の水女子大・横浜国立大あたりに今からシフトチェンジした方がいいんじゃないか。こういう悩みを持っている人は、中高一貫の名門進学校にも多いと思う。

でもそれってもったいないんじゃないかな。少なくとも全統記述模試で総合偏差値60取れるなら今の俺よりは遥かに学力が高いわけだし。俺なんか東大理Ⅲ志望のクセに総合偏差値44だから。

どうせたった一度の受験なら、周りが何と言おうと壮大な夢を持って勉強してもいいんじゃないか。少なくとも俺はそういう気持ちで東大理Ⅲを目指している。壮年だって大志を抱けるんだ。まだまだ若い少年少女こそ大志を抱かないとね。入れそうな大学にとりあえず入学する、悪くはないかもしれないがそれじゃつまらないよ。

もちろん、壮大な夢を実現するためには努力と知識が必要だ。ただガムシャラに勉強するだけで合格できるほど東大が甘くないことはわかっているだろう。そこで俺のブログや受験技術について書かれた書籍、いわゆる和田本とかで賢い勉強法を習得しよう。そして自分の東大合格プランを作成し、あとは実行するのみ。

千里の道も一歩から。俺も数学は「白チャート」から、化学と生物は「入門問題精講」から始めた。どちらも基本的過ぎて合格体験記や合格者が勧める参考書にも出てこない。しかし、今の実力にマッチしたレベルの参考書からスタートしなければ絶対に成績は上がらない。俺はたとえ周りにどんなにバカにされようと堂々と白チャートを使用する。

全統記述模試総合偏差値44からの東大理Ⅲ挑戦。考えただけでワクワクする。東大に行きたいなら、安全志向なんか捨て「東大はゆずれない!」という確固たる意志を持って頑張ろう。