『やすらぎの刻~道 #67 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド)
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『やすらぎの刻~道 #67 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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やすらぎの刻~道 #67 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]
巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!
詳細情報
◇番組内容
鎮守の森で一晩中待っていた三平(風間晋之介)のもとにしの(清野菜名)は現れず、以来2人は口をきくこともなく、目も合わさなくなった。公平(風間俊介)はそんな2人を心配するが…。一方しのは、根来家を出てどこか住み込みで働きたいと考え始める。海軍航空隊に所属する次兄・公次(宮田俊哉)が久しぶりに帰宅し、公平たちは忘れかけていた団らんを取り戻す。しかし、公次の帰郷は家族に別れを告げるためのものだった…。
◇出演者
清野菜名、風間俊介、風間晋之介、小林涼子、平山浩行
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
https://www.instagram.com/yasuraginotoki/
(根来公平)
〈室井先生が戦死した〉
〈特高に目を付けられ 逮捕され
戻ってきてから
すぐ転勤になって…〉
〈招集されて 戦地に送られた
室井先生が戦死した〉
♬~
♬~
お邪魔します。
(小夜子)はい。
根来くん…。
(鈴)
(小夜子)いい写真でしょ?
結婚して すぐの頃
家で撮った写真。
あの人も
この写真 気に入ってたの。
俺の写真にしちゃあ
珍しく明るいって。
戦死の知らせ
いつ着いたんですか?
暮れの… 29日。
見てやって。
これが あの人。
こんな姿になっちゃった。
戦場の中から取ってきたって
言うけど…
よく あの人のものだって
わかったわよね。
中支の戦線って
書いてあっただけで
細かい場所も書かれてないの。
でもね…。
今頃 この人
ホッとしてると思うわ。
(小夜子)嫌な事から 全部…
きれいに逃げられたんだもんね。
(すすり泣き)
ごめんね 湿っちゃって。
♬~
でも あれには笑っちゃったわ。
おめでとうございますって…
届けてきた人 言ったのよ。
靖国神社に
お入りになりましたって。
♬~
この前 ありがとう。
なんですか?
預けてあった本の事。
ああ…。
見つかりました。
全部 焼きました。
(小夜子)ありがとう。
♬~
あの中の2人…
遅かったわ。
特高に捕まって
前線に送られたわ。
でも ほかの人は無事だった。
ありがとう。
♬~
小夜子先生は大丈夫ですか?
大丈夫。
なんとか暮らしてるわ。
(小夜子)こんなご時世なのに
ピアノ習いに来る
お金持ちのお嬢さんが
まだいるしね。
それに…。
戦死した人の遺族には
遺族年金が出るんですって。
あの人が
お金を送ってくれるみたい。
♬~
〈三平兄ちゃんは 夜になって
甲府から帰ってきた〉
〈でも 家へは
ちょっと寄っただけで
そのまま
鉄兵兄さんの所へ行った〉
(鉄兵)小夜子さんの様子は
どうだった?
(三平)一応 大丈夫だって
言っていたけどね。
例の言われてた雑誌の事は
燃やしたから大丈夫だって
伝えておいた。
お前… しのと
最近 うまくいってないのか?
そこまで深刻なもんじゃ
ないと思うよ。
(三平)ただ あいつは
単純な愛国少女だから…
男の気持ちが
わかんないだけさ。
(三平)この前 逃がした
あの人は どうなった?
和平さんか?
(三平)和平さんっていうんだ。
日本名はな。
(鉄兵)本当の名前は
イ… なんとか言ってたな。
あの人方は 総督府の命令で
日本名を付ける事を
強制されとるんだ。
(三平)元気でいるの?
大丈夫だ。
昔 広くあった桑畑をつぶして
軍が何かの施設を造っとる話を
お前 どっかで聞いた事あるか?
いいや…。
和平さんは
あそこで働かされとったらしい。
この間 あそこらの山から見たら
あそこら一帯が
鉄条網で囲まれて
歩哨が何人も監視に立っとった。
なんだか知らんが
軍が何かの施設を あそこらに
ひそかに建設中らしい。
和平さんらは
かなり大規模な防空壕を
掘らされとったそうだ。
そういや
大滝の道路が整備されて
軍のトラックが
出入りしてるって聞いたよ。
まあ あそこらには
近づかんほうがいい。
(三平)兄さん…。
まもなく 俺にも
徴兵検査の呼び出しが来るはずだ。
和平さんを かくまってる
山の人たちとは
兄さん いつでも連絡がつくの?
もしも その人たちと
連絡つくなら…。
お前の考えとる事は
想像がつく。
だが その事を考えるのは
やめろ。
お前が考えるほど
簡単な事じゃない。
お前には無理だ。
第一 公一や 公平や しのや…
家族に どえらい迷惑がかかる。
それに 山奥の連中の暮らしは
お前が考えるより ずっと過酷だ。
半端な覚悟で
できるもんじゃない。
兄さん…。
(鉄兵)その話は やめろ!
俺は力を貸せん。
その本を読んだ事があるか?
(鉄兵)宮沢賢治という人を
わしゃ 知らんが
その人の童話は 心に染みる。
やるから
一度 ゆっくり読んでみろ。
〈その晩
しのちゃんを僕は訪ねた〉
今度は誰のを織ってんだ?
俺のだな きっと。
喧嘩に勝ったからって
うぬぼれないで。
三平ちゃんに織ってるの。
この前の晩
三平兄ちゃんの手紙
しのちゃん
本当に気がつかなかったのか?
気がついたわ。
気がついたけど 読まなかった。
どうして…?
公平ちゃん 私ね…
しばらく
この家から離れるかもしれない。
どうして?
三平ちゃんと
少し距離を置いたほうが
いいように思うから。
それにね…
この前 幸子に言われて
ドキンとしたの。
私 いつの間にか
甘えきっちゃって
この家の
娘のつもりでいたけど
本当は
そうじゃなかったんだって。
そんな事 言うなよ…!
そうなの。
いい年して 私 甘えすぎてたの。
この家を離れるって…
離れて どうするんだ?
まだ はっきりとは決めてない。
だけど… そうする事に決めたの。
♬~
何が始まるんだ?
(根来公一)知らん。
(憲兵)精神が少しは入ったか。
(中村 修)あそこの事は
外で しゃべっちゃいけない事に
なってるんだ。
ちょっと待ってください。
口軽いんで聞かない方がいいです。