ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第68話 清野菜名、風間俊介、宮田俊哉、佐藤祐基… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #68 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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『やすらぎの刻~道 #68 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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やすらぎの刻~道 #68 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
鎮守の森で一晩中待っていた三平(風間晋之介)のもとにしの(清野菜名)は現れず、以来2人は口をきくこともなく、目も合わさなくなった。公平(風間俊介)はそんな2人を心配するが…。一方しのは、根来家を出てどこか住み込みで働きたいと考え始める。海軍航空隊に所属する次兄・公次(宮田俊哉)が久しぶりに帰宅し、公平たちは忘れかけていた団らんを取り戻す。しかし、公次の帰郷は家族に別れを告げるためのものだった…。
◇出演者
清野菜名風間俊介宮田俊哉Kis-My-Ft2)、佐藤祐基、風間晋之介、井上希美、木下愛華小久保寿人、塩見大貴、谷遼、平山浩行
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(根来しの)公平ちゃん 私ね

しばらく
この家から離れるかもしれない。

どうして?

三平ちゃんと
少し距離を置いたほうが

いいように思うから。

それにね この前 幸子に言われて
ドキンとしたの。

私 いつの間にか
甘え切っちゃって

この家の娘のつもりでいたけど

本当は
そうじゃなかったんだって…。

♬~

(薪を割る音)

(薪を割る音)

しのが お前に そう言ったのか?
うん…。

なあ 兄ちゃん
その事 聞いてたか?

いや…。

三平兄ちゃんは
聞いてるんだろうか?

知らん。

三平は 昨日
甲府に行ったんだろう?

ああ。
何時頃 帰ってきた?

暗くなってからだ。

そのあと すぐ出て
鉄兵兄さんの所に行った。

三平兄ちゃんは 今日 何しとる?

山だ。

信子や幸子が苦労しとるから
山から下に水を引くって言って

水路をつくる作業をしとる。

(竹を切る音)


♬~

(根来三平)気をつけてな。
(根来信子)うん。

はい。

♬~

(根来鉄兵)三平
うまくいきそうか?

なんとか。

山へ入るんか?
道案内じゃ。

急に 荒木に頼まれた。

じゃあ 行ってくる。

♬~

(荒木)おうっ!

(曹長)糠沢へは?
(荒木)糠沢ですか?

ああ。 どれぐらいかかる?

半日もあれば…。

あの山を越えていく。

♬~

何が始まるんだ?

知らん。

出発!
(一同)はい!

♬~

(三平)信子
外して 水流してくれ。

足元には気をつけろ!
(一同)はい。

どこ行くんだろう?

♬~

1 2!
(一同)そーれ!

左 左 左 右!
(一同)そーれ!

〈去年から続いていた軍事教練は
一応 今日で最終日だった〉

1 1 1 2!
(一同)そーれ!

(教官)本日をもって
合同軍事教練を終わる。

諸君も聞き及びと思うが
我が大日本帝国陸軍

英国領マラヤ全域の
連合国軍に対し

3個師団からなる
3万強の戦闘部隊で

2カ月で攻め落とし
そののちシンガポールに侵攻…。

(憲兵)どうだ?
精神が少しは入ったか?

はい!

ふんっ!

(教官)英国軍に対し
我が大日本帝国陸軍の歩兵戦術

戦闘経験においての優越。
その上で…。

(中村 修)なんだ?
あいつの偉そうな態度は。

(貫井司郎)軍服さえ着てなきゃ
やっつけてやるんだがな。

それより 河原で
ちょっと ダベってかないか?

河原は
ちょっと避けた方がいいぞ。

(西条)なんで?
(三平)軍の連中が 今朝

小野ヶ沢から衝立岩のほうに
入ってるんだ。

夕方になったら きっと
この道を引き揚げてくる。


ああ~…。

そんじゃあ 鯉沼に足を延ばそう。
あそこなら誰にも見つからん。

いいな。
そこまで競争!

ハハハッ。

♬~

(西条)ああ~!
やっと しごきが終わったな。

(貫井)4月になったら
今度は実戦訓練か。

(中村)やれやれ。
畑が忙しくなるのにな。

(貫井)そんな事
軍隊は考えちゃくんないよ。

(貫井)しかし
日本軍の勢いはすごいな。

ラバウルに上陸したと思ったら
シンガポールまで占領しちまった。

あれは連合艦隊が強いんだ。

山本五十六大将がいるからな。

日本海軍は鍛え方が違うよ。

あそこの訓練は
土曜も日曜もないそうだ。

知ってるか? こういう歌。
月月火水木金金』っていうんだ。

♬~「朝だ夜明けだ潮の息吹き」

♬~「うんと吸い込む
あかがね色の」

♬~「胸に若さの漲る誇り」

♬~「海の男の艦隊勤務」

♬~「月月火水木金金

(中村)ものすごい歌だな。
(貫井)「月月火水木金金」か…。

(西条)アハハッ! 今 全国で
流行りだしてるそうだ。

(中村)しかし 農家も同じだぞ。
そういや そうだ。

農繁期になったら 百姓もな。

♬~「山の男だ畑で勤務」

♬~(貫井・西条)「月月火水木金金

小野ヶ沢は どうだ?
(三平)何が?

あそこは
養蚕が盛んだったんだろ?

もう… 養蚕は駄目ですよ。

(中村)全くか?

生糸が暴落して
引き取り手がいないから

桑畑も
どんどん つぶしちゃって

麦とか カボチャとかに
切り替えてます。

絹より人絹の時代だからな。

(西条)うちの村も同じだ。
桑畑は ほとんど見なくなった。

(三平)なあ。
うん?

大滝村の奥に

糠沢って
小さな盆地があるだろう?

ああ。
一面 桑畑だったとこだ。

今は もう
全部刈られちまったけどな。

あそこに 今
何かできるのか?

(中村)誰に聞いた?

ちょっと耳に挟んだ。

そういや
俺も ちょっと聞いたな。

あの辺りに
でかい飯場ができてて

寄せ集められた囚人や人夫が


タコ部屋同様に
働かされてるってな。

あそこに
何ができつつあるんだ…?

あそこの事は

外でしゃべっちゃいけない事に
なってるんだ。

(西条)なんで?

あそこは軍の管理下の地域だ。

鉄条網で ずっと囲まれてて
立ち入り禁止区域になってる。

24時間 歩哨もついてるしな。

何を作ってるんだ?

あくまで噂だけどな
いろんな説があるんだ。

俺がしゃべったって
絶対 言うなよ!

一つの説はな…。

ちょっと待ってください。

俺 口軽いんで
聞かないほうがいいです。

向こう行ってます。
(三平)そうしろ。

(西条)ハハッ!
いい奴だな あいつ。

一つの説はな

監獄じゃないかって説だ。
(三平・貫井・西条)監獄!?

…っていうか 捕虜収容所だ。
(貫井)捕虜収容所?

敵軍の捕虜か?
ああ。

それに もしかしたら
日本人の敵性分子も捕まって

そこに
閉じ込められるんじゃないか

っていうんだ。

思想犯とかアカとかスパイとか…。

もう一つの説は 研究所だ。

研究所?

(中村)
毒ガスとか 化学兵器とか

そういった軍の最新兵器を

ひそかに開発するための
軍の研究所じゃないかって説だ。

さらに もう一つはな…。

大本営だ。
(西条・貫井・三平)大本…!?

もしも 万一 東京に

敵機が空襲を仕掛ける事が
あったりしたら…。

そんな事 あり得ないだろう!
あり得ない!

そりゃ あり得ないさ!
あったりしたら大変だ!

でも 万一に対して
今から備えるのが

兵法ってもんの第一原則だ。

そういう事も考えとかなきゃ
いけないんだ。

そういう時のために

軍の中枢である大本営
いざとなったら移せる場所を

万全の策として用意しとくんだ!

恐れ多くも…

天皇陛下にも
お移り頂かなきゃならないしな。

だから地下壕を掘ってるんだな。

防空壕を掘ってるのか?

わからないけど 軍用トラックが
毎日 かなりの量の土を積んで

小滝村の奥を通過してくんだ。

それだな。
その説だ。

(西条)恐らく その説だ。
ハックション!

ハッ… ハックション!

ハックション!

ハックション!

いたか?
(三平)何が?

ナマズ ナマズ! 大ナマズ

おっ おっ… いた! 今 見えた!
1メートルは優に超えてた!

(貫井)あの草の陰だ!

(西条)あっ また見えた!
消えた!?

(男)ナマズがいるのか?

(西条)大ナマズです!
こ~んなに でっかいやつ!

沼の主です。

あっ あそこ!

あっ 違うか…。

あっ あれは!?
あそこだ! あそこだ!

(男)えっ? どこだ?
見えます?

(男)いねえぞ。
あっ あっち!

うわっ わあっ!
すいません!

(曹長)しっかり持たんか!

〈山に入っていた
鉄兵兄さんの一行は

日が暮れる頃 山から下りてきた〉

あ~っ!
(公一)どこまで行ったんじゃ?

糠沢の盆地が見下ろせる

千枚崩れまで行きたいと
言うとったんじゃが

あいつらの足じゃ
とても無理じゃ。

衝立岩で曹長さんが

木の根に引っかかって
足滑らして

15メートルほど滑落よ。

あれで本当に歩兵なんかのう…。

おい。
はい。

あっ…。

公次兄ちゃん…?

兄ちゃん…。

♬~

公次兄ちゃん!

公次兄ちゃん!
(鳴き声)

公次兄ちゃん!
久しぶりだな。

公次兄ちゃん!

おかえりなさい。
ただいま。 元気だったか?

おかえり!
(公次)ただいま。 元気だったか?

元気だった!

〈今度の帰省で
僕らに別れを告げに来たらしい〉

(公次)今の日本で
死ぬのは怖いと

はっきり言い切る事は
弱い人間のできる事じゃない。